三井住友建設
トップページへ
サイトマップお問い合わせ
技術・サービスを探す 施工実績を見る 投資家の皆様へ 会社情報を見る 採用情報を見る
ニュースリリース
2001/12
都心居住型マンション敷地内における国内最大級のビオガーデン整備
水と緑に親しめる水辺空間をスーパー堤防と一体整備

三井建設株式会社(東京都中央区日本橋蛎殻町1-36-5 社長: 清 昇)は、環境保全の取組み「ECO-TONE」の一環として、公園緑地の整備・自然環境の保全に加え、都市づくりに併せた水と緑のネットワークの創出を目指したビオガーデンをもつ都心居住型マンションを開発致しました。
千葉県市川市に集合住宅の敷地内としては国内最大級となるビオガーデン(約3800m2)を整備した都心居住型マンションを建設いたしました。これまで、土地利用が限定され、川と市街地を区切る障壁となっていた従来の堤防裏法面をスーパー堤防とする事で有効利用し、江戸川河川敷とマンション敷地内のオープンスペースを一体整備し、水と緑に親しめる水辺空間を創出致しました。

ビオガーデンは敷地内から河川敷へと抜ける遊歩道沿いに整備され、池、野鳥の森、バードウォッチングテラスから構成されています。池の水辺はハナショウブ、カキツバタ等10種類の水生植物が覆い、野鳥の森には鳥の好む実のなる木々が植えられています。整備から1ヶ月経過し、秋晴れの中遊歩道を散策するお年寄りや、飛来した野鳥の姿をバードウォッチングテラスで観察する親子連れの姿が見受けられ、都心にありながら身近に自然とふれあう場として地域住民に親しまれています。

ビオガーデンにある池の水面規模は約700m2で、平均水深は25cm。水質・水温は、井水を利用した補給水の投入・循環ろ過により、生物が生育しやすい環境に管理されており、水を循環し浄化する過程で敷地内に設置されている太陽光及び風力発電機による電力が利用されています。今後、池の水質、ビオガーデンの生態環境の推移について、当社技術研究所が継続して調査を行う予定になっています。

このほかにも、木々の落ち葉を野鳥の森にあるミミズ飼育ゾーンのミミズにより分解し、敷地内のハーブガーデンや草花の堆肥として再利用する試み、全住戸に家庭用生ごみ処理機の導入、駐車場上部の人工地盤緑化、駐輪場の壁面・屋根緑化など、「自然の力を利用した循環サイクル」「環境負荷の軽減」をテーマとしたいくつかの試みがなされています。

当社は環境共生の要素技術として、ビオトープ、人工地盤緑化、緑化バルコニー、壁面・屋上緑化、太陽熱給湯、雨水浸透をマンションの環境整備に導入した技術の蓄積があります。今後も「自然が奏でる快適な環境イメージEco-Tone」を展開し、身近に自然を感じ、ふれあうことにより、やすらぎのある住環境を提案してまいります。

スーパー堤防法面緑化
スーパー堤防法面緑化
太陽光風力発電機
ビオトープ全景
ビオトープ全景
ビオトープより
バードウォッチングテラスを望む

[技術用語の解説]

Eco-Tone:
三井建設株式会社が取り組んでいる環境共生住宅のコンセプトで、エコロジーとトーン(音色)を組み合わせた造語。人と自然が奏でる快適な環境イメージを意味する。

ビオガーデン:
静岡大学教育学部教授 杉山恵一氏提唱。ビオトープが純粋に「自然生態系の場」を目指すのに対し、自然の要素を取り入れた「ビオトープ的庭園」を意味する。

ビオトープ:
ビオはBIOの独語読みで生物を、トープは場所を意味する言葉でビオトープは字義通りに解釈すれば「生物の場」という意味。純粋に「自然生態系の場」を意味する。

スーパー堤防整備事業:
荒川・利根川流域の東京、淀川・大和川流域の大阪など我が国の大都市が河川氾濫区域のなかにあることから、人口・資産が高度に集積した大都市の洪水による壊滅的被害を未然に防ぐ為の超過洪水対策として、高規格堤防(通称:スーパー堤防)整備事業が昭和62年度に創設された。高規格堤防事業の特徴として「安全性の高い堤防の構築」「土地の買収が不要な事業」「水と緑に親しめる新しい水辺空間の創出」「都市整備との一体整備が可能」「堤防の有効な土地利用が可能」「建設発生土の有効利用が可能」等が挙げられる。

戻る
ページ上部へ
ニュースリリース
バックナンバー
個人情報保護方針 サイトのご利用方法