三井建設株式会社(東京都中央区日本橋蛎殻町1-36-5 社長: 清 昇)は、環境保全の取組み「ECO-TONE」の一環として、公園緑地の整備・自然環境の保全に加え、都市づくりに併せた水と緑のネットワークの創出を目指したビオガーデンをもつ都心居住型マンションを開発致しました。
千葉県市川市に集合住宅の敷地内としては国内最大級となるビオガーデン(約3800m2)を整備した都心居住型マンションを建設いたしました。これまで、土地利用が限定され、川と市街地を区切る障壁となっていた従来の堤防裏法面をスーパー堤防とする事で有効利用し、江戸川河川敷とマンション敷地内のオープンスペースを一体整備し、水と緑に親しめる水辺空間を創出致しました。
ビオガーデンは敷地内から河川敷へと抜ける遊歩道沿いに整備され、池、野鳥の森、バードウォッチングテラスから構成されています。池の水辺はハナショウブ、カキツバタ等10種類の水生植物が覆い、野鳥の森には鳥の好む実のなる木々が植えられています。整備から1ヶ月経過し、秋晴れの中遊歩道を散策するお年寄りや、飛来した野鳥の姿をバードウォッチングテラスで観察する親子連れの姿が見受けられ、都心にありながら身近に自然とふれあう場として地域住民に親しまれています。
ビオガーデンにある池の水面規模は約700m2で、平均水深は25cm。水質・水温は、井水を利用した補給水の投入・循環ろ過により、生物が生育しやすい環境に管理されており、水を循環し浄化する過程で敷地内に設置されている太陽光及び風力発電機による電力が利用されています。今後、池の水質、ビオガーデンの生態環境の推移について、当社技術研究所が継続して調査を行う予定になっています。
このほかにも、木々の落ち葉を野鳥の森にあるミミズ飼育ゾーンのミミズにより分解し、敷地内のハーブガーデンや草花の堆肥として再利用する試み、全住戸に家庭用生ごみ処理機の導入、駐車場上部の人工地盤緑化、駐輪場の壁面・屋根緑化など、「自然の力を利用した循環サイクル」「環境負荷の軽減」をテーマとしたいくつかの試みがなされています。
当社は環境共生の要素技術として、ビオトープ、人工地盤緑化、緑化バルコニー、壁面・屋上緑化、太陽熱給湯、雨水浸透をマンションの環境整備に導入した技術の蓄積があります。今後も「自然が奏でる快適な環境イメージEco-Tone」を展開し、身近に自然を感じ、ふれあうことにより、やすらぎのある住環境を提案してまいります。 |