特命!プロセス・ブランディング部

この物語は「限りなくリアルに近いフィクション」です。

#2 大切にするプロセスってなんだろう?

2013年1月22日 本社2F会議室

2013年1月22日 本社2F会議室

いよいよプロセス・ブランディング部が正式にスタートした。今日は顔合わせを兼ねた第1回目のミーティング。始めに、ボスよりプロセス・ブランディング部設立の経緯が説明される。初対面のメンバーもいるので、少し緊張した面持ちで座っているメンバーもいるようだ。まぁ、普段の業務とは全く違う「社長特命」ミッションにとまどっているのは無理もない。続けて「チームの掟10カ条」が読み上げられる。「・・・まずは自分が楽しめ!」一息入れて最後にもう一度「まずは自分が楽しもう!」と繰り返し読み上げられると場に力が満ちてくるのが感じられる。そう、まずは楽しみながら挑戦すればいいんだ、みんながそれを確認できてようやく本題の「プロセス」の話で盛り上がり始めた。

「という訳で、みんなには今日からプロセス・ブランディング部の一員として活動してもらうことになった。話を聞いて自分たちの「ミッション」は理解できたかな?」

「ミッション!?だいたいわかりましたけど、もう少しヒントをいただけません?」

「社内のあちこちにある、というか自分の仕事のまわりにある「プロセス」のなかで価値を発掘、発見する!という感じだと思うんだけどどうだろう」

「へぇ~、なんだか宝探しみたいで楽しそうですね」

「そう、宝探し。普段の仕事はひとつひとつが欠かせない取り組みなわけだけど、 そんな中に『埋もれている宝』がきっとあって、それを発掘せよ!!ってね」

「あ〜っ!そういえばこの前気付いたんスけど、自分たちにとっては当たり前のことなのに外部の人からはチョー驚かれてたなんてこともありますよ。多分これが埋もれてる感じなんじゃないスかね?きっと視点を変えるといいかもスね、ユーザー目線に…」

「そういえば社内報の取材なんかをやっていると、現場には結構面白い話題があったりするのよね。技術の話題にうとい私でも、これってきっとスゴいこだわりなんだろうなって思うこと結構あるわよ。」

「僭越ながら、ボクが専門としています橋づくりなんていうのは普通の方々には見えない所だらけでしてね、実は実はいろんな工夫ネタあったりしますからね!間違いなくネタには困らない。断言しよう!ネタには困らない」

「なんで2回言ったんデスか???」]

「まだ何を発掘できるかははっきりしないとは思うんだけど、こうやって話してみるとネタはいろんなところに転がっていそうな感じもしてくるね。次回のミーティングまでに各自のまわりのプロセスについてもう少し考えてみることを宿題にしよう。」

「わたしは、ネタ持ってそうな人に当たってばっちり取材してきちゃおうかしら」

「うんうん。そういう積極的なチャレンジがあるととてもいいよ!!じゃ、そういうことだから、みんなよろしく頼むね!」

早速次回から候補を持ち寄って「プロセス発掘会議」をスタートさせることにした。 みんなどんな「プロセス」ネタを見つけてきてくれるのだろうか。 いやいや、みんなの心配をしている場合じゃない。 自分にとってもまわりの仕事の価値を見つめ直すいい機会。 まずは現場の仲間から、お宝情報をさぐることとしようじゃないか。 いや、ちょっと待てよ。あのハカセを煽ってマニアックなネタで盛り上がってみるのも面白そうだなぁ… こういうプロジェクトはメンバーとの出会いが楽しみなんだよね。 よし、早速電話をっと。