小林 高行

良い建物によって「出来あがる」景色がある

現在の仕事内容

img1 私の所属する部署は建築意匠設計の中でも商業施設、オフィス、文教施設、生産施設などを扱っています。意匠設計の業務は、用途・予算・デザイン、耐用年数などの、お客様の設計条件の取りまとめにはじまり、企画設計、基本設計、実施設計、工事監理を行うことです。一連の設計業務の流れの中では、確認申請などの法的な手続きや、外観および内装のデザイン、インテリア計画や家具などの提案も行っていきます。 現在取り組んでいる大学キャンパスのプロジェクトでは、お客様の施設計画部門と一緒に常に5~10年先のことを考えて計画を進めています。教室棟の他にも、カフェテリアのある厚生棟や目新しいものでは、屋内スケートリンクを手掛けました。特にスケートリンクは意匠的に大学側のイメージを忠実にまとめあげたものが、施工部門の高い技術力に支えられ、外観もインテリアも非常に洗練された良い建物が出来上がったと思っています。 このキャンパスのプロジェクトには、7~8年前から携わっていますが、キャンパスには厚生棟から、教室棟、スケートリンク、池のある庭園などが加わり風景は一変しました。しかし、それらが元来その場所にあるかのように、違和感なく仕上がったことがとても印象に残っています。良い建物によって「できあがる」景色はあります。

この仕事で心掛けていること

この仕事で必要なものは、「お客様+設計+工事」、あるいは「営業+設計+工事」などが織り成す、三位一体の協調性とバランス、妥協することではなく、皆が調和し、一緒になって取り組むことで、より良いものができあがると考えます。建物をつくるうえでは、性能やコスト、時間、将来に亘るメンテナンスの課題など、様々な条件的制約がありますが、自分のこだわりははっきりさせて、満足感のある仕事のやり方を追求していくことを、常日頃から大切に考えています。 また、この仕事には「ある年齢でピークを迎える」といったことはありません。むしろ、歳を重ねるごとに知識や経験などは蓄積され、技術や自分の引出しを増やしていくことができます。また、大きなプロジェクトでは、外部の一線級の建築家やデザイナーと共同で仕事を進めていく場合もあります。仕事の中で、自分の専門知識を高めることにもこだわり続けていきたいし、そうしなければいけないと思っています。建物は何十年も残っていくものですから、お客様はじめ、建設に関わった全ての人が満足することのできる、「一番良い建物」を作りたいと思っています。

三井住友建設で働くことの醍醐味

学生の皆さんが建築物の設計を志す場合、建設会社の設計部門の他にも、設計事務所や建築家のアトリエなどの選択肢があると思います。建設会社の利点としては、最新の技術を学びながら、もの作りのダイナミックさを間近に見ることができ、多数の関係者と「共に一つのものを作り上げる」という満足感を得ることができます。 当社は、超高層集合住宅や大型商業施設、免制震建築物などの得意分野において、国内でも有数の高い技術力を持っており、数多くの施工実績を誇っています。それゆえ、当社の仕事には、実に様々な専門技術や知識を持った、多くの人が関わっています。その人たちの知恵を借りながら私たちは活躍・成長していくことができるのです。 仕事への熱意あふれる多くの人たちと共に、ここぞという時にまとまる一体感を味わいながら、「作る」うえでの刺激を与え合い、勉強を重ねながら一つの目標に向かっていけることは、何よりの醍醐味です。

施工事例

タイ ノンタブリ橋1

橋梁・PC構造物

ノンタブリ橋
タイ王国初のエクストラドーズド橋 橋 長:460m、最大支間:200m PC工学会賞(2015)
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橋梁・PC構造物

桶川第2高架橋
世界初のバタフライウェブを用いたプレキャストセグメント橋  橋 長:3,089m、最大支間53.0m PC工学会賞(2015)
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橋梁・PC構造物

郡界川橋
国内最大規模の連続ラーメン橋 橋長740m、最大支間124m PC工学会賞(2015)
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エネルギー関連

三田川太陽光発電所
発電出力:1,000kW 太陽電池:多結晶シリコン型250W×4,396枚=1,099kW パワーコンディショナー:500kW×2台