西成田 由

自然と向き合い、新しい技術開発に挑戦する。

現在の仕事内容

img1 私は現在、建築管理本部の建築技術部という、新しい技術の開発をはじめ、営業から設計および施工にわたる技術支援を行う部署に所属しています。建築技術部には土質地下・構造躯体・仕上環境の3つのグループがあり、私は土質地下グループで、地下工事省力化のための新しい施工技術の開発、杭工事や山留工事等の地下工事における施工現場への技術支援などを行っています。 現在、担当している現場は、山留工事が終わり、杭工事を行なっているところです。軟弱で難しい地盤での工事のため、地下工事で周辺建物への影響が懸念されましたが、技術支援の甲斐があって順調に工事が進捗しています。これから根伐り工事や基礎工事が行われるため、頻繁に現場に出向いて工事の確認をしています。 普段、建物の地上部分は見ることはあっても、地下部分を見る機会は少ないと思います。また、実際に工事している現場では、仮囲いがあるので工事中の状況はなかなか見ることができません。私が担当している地下部分は、建物が完成した時には見えなくなりますが、重要な部分であり、地下工事にかかる期間が建物全体の約半分を占めるくらいものもあります。 土や水という自然を相手にしなければならない工事のため、非常に難しい分野でもありますが、日々勉強しながら業務に取り組んでいます。

この仕事で心掛けていること

建築工事の多くが市街地など、近隣に人々が生活を営む場所で行われます。特に、私のグループが担当している業務は、大型の重機を使用した工事が多いため、検討のミスが大事故につながるリスクがあります。そのため、一つひとつの検討を確実に行い、計画がきちんと行われているか確認を怠らないよう注意しています。 地面は深いほど年代が古くなっていき、上から土の重さがかかり圧縮されているため頑丈です。しかし、私たちが日頃生活を行なっている地面の多くは沖積層と呼ばれる地層で、地層の歴史では比較的新しく、場所によっては田んぼのように軟弱な地面もあります。そういった地面の上で大型の重機を用いて作業をするためにはどのような方法で、どのくらい頑丈にしたら良いのかといったことの検討等も行っています。 検討を行う際、安全なことはもちろんのこと、効率の良い施工方法を提案することも私たちの仕事ですので、過去の事例や最新の技術など、常に情報を入手することを心がけています。施工現場は毎回異なるため、その現場に適した技術支援が必要になります。不明な点は諸先輩方からアドバイスを受けたり、技術書から学ぶこと等で日々知識を深めています。たまに、学生時代に読んだ教科書を見直すと、意外に役に立つことを勉強していたことに気づかされることもしばしばです(笑)。

三井住友建設で働くことの醍醐味

当社は、超高層集合住宅をはじめとする建築工事はもちろんのこと、橋梁やトンネルなどの土木工事でも多くの実績があります。特に、超高層集合住宅では高い施工技術を持っており、工業化を行なった施工ではトップクラスの技術を有しています。 建築物に対するお客様の満足度は、構造躯体だけでなく内装や設備などにも高い品質を有することで得られ、品質の高い建物は高い技術があってこそできるものであり、そういった仕事の一端に携わることができることは大きな誇りです。 担当する業務が土や水といった自然が相手で、解析が難しく経験工学とも言われていますが、経験豊富な諸先輩方から考え方とともに一つひとつ丁寧に仕事を教えて頂いています。 最近では、海外での仕事も増えてきており、国内だけではなく国外にも活躍の場を広げている社員も多数います。言葉の壁は多少あるとは聞きますが、技術の壁は耳にすることは無く、当社の技術は海外でも通用するものだと思っています。 諸先輩方から技術者として必要とする専門知識を習得できるとともに、国内だけでなく海外でも通用する技術者として活躍できることが、当社で働くことの醍醐味だと思います。

施工事例

タイ ノンタブリ橋1

橋梁・PC構造物

ノンタブリ橋
タイ王国初のエクストラドーズド橋 橋 長:460m、最大支間:200m PC工学会賞(2015)
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橋梁・PC構造物

桶川第2高架橋
世界初のバタフライウェブを用いたプレキャストセグメント橋  橋 長:3,089m、最大支間53.0m PC工学会賞(2015)
W800Q100_3930800301

橋梁・PC構造物

郡界川橋
国内最大規模の連続ラーメン橋 橋長740m、最大支間124m PC工学会賞(2015)
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エネルギー関連

三田川太陽光発電所
発電出力:1,000kW 太陽電池:多結晶シリコン型250W×4,396枚=1,099kW パワーコンディショナー:500kW×2台