富山 茂樹

どの仕事にも、どのプロセスにもそれぞれのやりがいがある。

現在の仕事内容

img1 私の所属する土木設計部では、発注者や現場からの要求事項に対する技術的検討を行っています。その際に必要となる構造物の形状寸法を計算し、設計責任者として技術担当部署や支店と連携を図りながら施工方法を計画・検討し、現場支援や発注者への説明をするのが私の役割です。現在、主に担当しているのは、名古屋や大阪の自動車専用道路です。こうした構造物も技術革新に伴い、地下であればより深く、橋であればより高く、規模がより大きく、複雑な構造になってくるので、それに対応した技術力、施工方法を進化させていくことが私たちの課題でもあります。土木が担当するのは、道路や橋、トンネル、上下水道施設などのインフラ整備。生活の基盤であり、私達が日常生活の色々なところで利用するものです。地下鉄や上下水道の施設などは完成してしまえば地中に隠れてしまうので、人の目につかないものもありますが、人々の生活を支える大きなプロジェクトに関われるのが、この仕事の魅力だと思っています。

この仕事で心掛けていること

大阪で地下鉄の駅舎を構築する工事では、設計を行った後、実際に現場に所属し、設計から施工までトータルで携わりました。このときに実感したのが、コミュニケーションの大切さです。技術検討の段階では、発注者の要望・要求を満たすために、打ち合わせを重ねて意思統一していくことが不可欠です。現場となれば、出入りする業者や職員の人数も多いので、連絡調整が重要になります。どんな現場でも、一人で完結するものではないため、人間関係を大切にして人脈を拡げ、自分のスキルを磨いていかなければなりません。
また、現場から設計部へ復帰後も、実際に施工する現場をイメージして設計することにはいつも気を遣っています。現場の環境や施工方法を考えながら設計を行わないと、コストやスケジュールにも無理や無駄が出てしまいます。自分自身が現場を知っているからこそ、見えてきたこと、理解できるようになったことも多いです。現場ごとに一つひとつ学んだことや経験を、自分の手がける設計に反映させていきたいですね。

三井住友建設で働くことの醍醐味

自然に触れることが好きだったこともあり、学生時代はヨット部に所属していました。部活の先輩が三井住友建設に就職し、その先輩から仕事の話を聞いて、土木や建設の仕事に興味を持ちました。正直言って学生の時は、建設業に対する詳しい知識はありませんでしたが、仕事の内容や現場での作業、一緒に働いている人の話などを聞き、多くの人が動いて一つのものが出来上がっていく過程に自分も関わってみたいと思い、入社を決めました。実際に色々な規模の工事に携わり、たくさんの人が働く現場で学ぶことは多いです。大きな現場であれば関わる人も多く、お互い調整をしながら自分の担当部分を突き詰めて作業できます。逆に小さな現場であれば、自分の力量で色々なことを決められます。現場の作業も設計も安全管理をしっかりとしなければいけないという責任もありますが、やはり人と協力して一つのものを完成させていく過程には、やりがいがあります。どの工事でも、やはり竣工を迎えたときには嬉しいですね。現場を知ることで身につく知識と経験を糧に、さらにスキルアップしていきたいと思っています。

施工事例

タイ ノンタブリ橋1

橋梁・PC構造物

ノンタブリ橋
タイ王国初のエクストラドーズド橋 橋 長:460m、最大支間:200m PC工学会賞(2015)
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橋梁・PC構造物

桶川第2高架橋
世界初のバタフライウェブを用いたプレキャストセグメント橋  橋 長:3,089m、最大支間53.0m PC工学会賞(2015)
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橋梁・PC構造物

郡界川橋
国内最大規模の連続ラーメン橋 橋長740m、最大支間124m PC工学会賞(2015)
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エネルギー関連

三田川太陽光発電所
発電出力:1,000kW 太陽電池:多結晶シリコン型250W×4,396枚=1,099kW パワーコンディショナー:500kW×2台