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感度可変方式現場自動透水試験システム
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感度可変方式現場自動透水試験システムとは

透水係数の大小にかかわらず現場のポイントごとに最適な測定感度を設定することにより、精度よく透水係数を求めることができる透水試験システムです。 このシステムは特許出願中です(特願2009-7360)。

kandokahen01感度可変方式現場自動透水試験システム

開発の経緯

フィルダムのコア部や産廃処分場の遮水層などの高い水密性を要求される土構造物では、品質向上に重要な要素である締め固めた地盤の透水性を管理する手法として、一般に現場透水試験が行われています。

しかしながら、大きく異なる透水係数を測定・管理する必要のある場合などでも1台で対応できる試験装置がなかったことに加えて、従来の手法では、測定作業を数多く繰り返す必要のあったことや、測定に時間がかかりすぎ、得られた透水係数をリアルタイムで施工にフィードバックすることが難しかったことなどが大きな課題となっていました。

そこで、三井住友建設(株)では"感度可変方式現場自動透水試験システム"を実用化し、アースフィルダムやロックフィルダムなどの施工現場における施工管理業務の大幅な省力化と合理化を実現しました。

kandokahen02 試験システムの構成

特徴

  • 現場の複数のポイントで大きく異なる透水係数を測定・管理する必要のある場合などでも、最適な測定感度で精度よく透水係数を求めることができます。
  • データの測定、データの取り込みから透水係数の算出までを専用ソフトで自動的に行うことができ、測定頻度や測定点数に制約がないことから、大量のデータを解析に取り込むことにより測定精度を大幅に向上させました。
  • 夜間の無人自動測定も可能であり、日々の施工管理業務を大幅に省力化しながら、透水係数を施工へリアルタイムでフィードバックさせることができます。
kandokahen03計測ソフトの画面

実施例

船上山ダム第三期建設工事

発注者
中国四国農政局
場所
鳥取県東伯郡
総貯水容量
720,000 m³
有効貯水容量
520,000 m³
工期
1993年3月~2003年3月
kandokahen04船上山ダム第三期建設工事

指久保ダム建設工事

発注者
青森県
場所
青森県十和田市
総貯水容量
2,922,000 m³
有効貯水容量
2,070,000 m³
工期
2001年3月~2010年3月
kandokahen05指久保ダム建設工事

篠ヶ谷調整池建設工事

発注者
関東農政局
場所
静岡県御前崎市
有効貯水容量
70,000 m³
工期
2007年3月~2009年1月
kandokahen06篠ヶ谷調整池建設工事
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施工事例

タイ ノンタブリ橋1

橋梁・PC構造物

ノンタブリ橋
タイ王国初のエクストラドーズド橋 橋 長:460m、最大支間:200m PC工学会賞(2015)
3431201101

橋梁・PC構造物

桶川第2高架橋
世界初のバタフライウェブを用いたプレキャストセグメント橋  橋 長:3,089m、最大支間53.0m PC工学会賞(2015)
W800Q100_3930800301

橋梁・PC構造物

郡界川橋
国内最大規模の連続ラーメン橋 橋長740m、最大支間124m PC工学会賞(2015)
e000014 (2)

エネルギー関連

三田川太陽光発電所
発電出力:1,000kW 太陽電池:多結晶シリコン型250W×4,396枚=1,099kW パワーコンディショナー:500kW×2台