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伝統的木造建築~西の正倉院
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伝統的木造建築~西の正倉院

4年の歳月をかけ、建設当時の奈良正倉院を宮崎県南郷村で忠実に複製

メッセージ

古きよき技術を再現することは、文化を伝承していくこと。これはいまを生きる現代人の責務ではないでしょうか。単にロマンを求めているのではありません。ハイテクノロジーもさることながら、いまも生き残り、歴史が証明している古い技術にも、持続型社会実現の鍵が隠されています。

概 要

宮崎県南郷村で発見された銅鏡、これと同様のものが奈良正倉院南倉にも。  「西の正倉院」は、これを保存・展示する目的で、築 1,200年余の長寿を誇る奈良正倉院を、木材から瓦、建具の金具や和釘にいたるまで忠実に複製したものです。
奈良国立文化財研究所の学術指導を受け、門外不出の正倉院図(宮内庁所管)をもとにして、(財)建築研究協会による設計、日本建築センターによる構造評定を経て誕生した西の正倉院。改築を重ねた現在の奈良正倉院よりも本物らしい天平時代の正倉院が、古き伝統技法とともに現代によみがえりました。

高床の柱、校倉(あぜくら)材など、末口50~60センチの大径木材があわせて800本、その材積は700立方メートル、全2千部材。すべての木材を日本最高のブランドといえる木曽檜に求めるところから「本物づくり」の道が始まりました。 南木曾と南郷村でそれぞれ「御木曳(おきびき)式」を催したのを皮切りに、宮大工の仕事始め「釿始(ちょうなはじめ)式」、用材を間尺で測る「丈量(じょうりょう)の儀」、手斧で荒削りをする「釿打(ちょうなうち)の儀」、仕上げの削りをおこなう「鉋掛(かんながけ)の儀」などの儀式も再現しました。

瓦総数4万枚、総重量 280トンの屋根は、軒が深く、部材構成は複雑です。これをモデル化し、3次元の立体骨組解析によって各部の変形量を詳細に計算して、軒先の美しい茅負(かやおい)曲線を設計図通りに収めました。 道具も構造理論も十分でない時代に 1,200年もの長きにわたり風雪に耐える建築を可能にした先人の工夫が、さらに時空を超えて伝えられることとなりました。

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