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e-ストリングビーム
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e-ストリングビームとは

e-ストリングビームは、軽量ながらも強度と耐久性に優れた当社独自の張弦梁で、鋼材削減による環境負荷低減(Ecology)とコスト低減(Economy)を図った、張弦梁構造(Beam STRING Structure)の小梁(BEAM)の意です。上弦材と束材にH形鋼を使用し、下弦材には平鋼を用いており、鋼材量の抑制と部材製作の簡素化を図っています。
また、e-ストリングビームは上弦材を床スラブと一体化した合成構造としています。物流倉庫の車路では、供用期間中に大型トラックが繰り返し走行しますが、これを模擬した動的載荷試験を実施し、e-ストリングビームが十分な疲労耐久性を有することを確認しています。

e-ストリングビームのイメージ
e-ストリングビームのイメージ

大型トラックの走行イメージ
大型トラックの走行イメージ

大型トラック走行を模擬した動的載荷試験
大型トラック走行を模擬した動的載荷試験

 e-ストリングビームの特徴

e-ストリングビームは、以下のような特徴をもっています。
張弦梁構造(BEAM STRING Structure)であり、10mを超える大スパン床の小梁に適しています。製作に必要な鋼材量は一般的なH形鋼小梁の50%程度となるため、環境負荷の低減(Ecology)とコストの大幅な低減(Economy)に寄与します。
在来の床工法(デッキプレート合成床、ハーフプレキャスト合成床など)との組み合わせが可能なため、あらゆるバリエーションの床に適用可能です。
床の剛性と耐荷力が高く、積載荷重が大きい物流倉庫の床に適しています。
すっきりとした外観は意匠性に優れ、明るく軽快な空間を提供します。また照明器具の設置の自由度が向上しています。
小梁に開口を設ける必要がないので、設備配管などを必要とする床組に適しています。

【参考】

● 張弦梁(ちょうげんばり) とは
 曲げ剛性をもった圧縮材(上弦材)と引張材(下弦材)とが束材を介して連結された梁状の構造。
 一般に引張材にはケーブルが用いられている。
● デッキプレート合成床 とは
 コンクリート床の型枠と、床構造の一部として用いられる薄鋼板(デッキプレート)とコンクリートを合成した床スラブ。
● ハーフプレキャスト合成床 とは
 工場でスラブ下半分の型枠兼用のコンクリート床版を製作し、現場で上半分のコンクリートを打ち込んで一体化させる鉄筋コンクリートの合成スラブ。

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