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モールスパイグラス法(覆工背面状況調査法)
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モールスパイグラス法(覆工背面状況調査法)とは

専用削孔システムによりφ25mmの調査孔を削孔し,回転式小型ボアボールカメラを用いて行う覆工背面充填状況調査法です。

小口径削孔システム固定用アンカーの打設 小口径削孔システム固定用アンカーの打設
所要時間:3 minutes

特 徴

  • 小型ボアホールカメラを360°回転させることで,調査孔壁面の展開画像をPC上に再現できます。また,コア採取が不要なため,充填材が軟弱な充填直後でも検査が行えます。
  • 調査孔径が25mmと小さいため,覆工コンクリートにほとんど損傷を与えません.空洞断面が3m2以下の極小断面トンネルでも数m間隔で詳細な検査が可能です。
  • 深さ300mmの標準的な調査孔では,作業開始から孔内スキャンまでの一連の作業を15min程度で完了できます。
  • 専用削孔システムは,削孔水を回収・浄化して繰り返し使用す。ため,給水設備が不要で,坑内を汚す。ともありません.また,回収可能な最小水量で削孔す。ため,充填材をほとんど乱しません.
小口径削孔システム設置所要時間: 5minutes 小口径削孔システム設置 所要時間: 5minutes
調査孔削孔所要時間:5 minutes (300mm)12 minutes (600mm) 調査孔削
孔所要時間:5 minutes (300mm) 12 minutes (600mm)

調査手順

  • 小口径削孔システムを固定す。ためのアンカーを打設します。
  • 人力運搬が可能な小口径削孔システムを調査位置に固定します。
  • 調査孔を削孔(径25mm,深さ300~600mm)します。
  • 小型ボアホールカメラにより,調査孔内の観察,撮影(360°)を行います。
  • 調査機器を撤去します。
小口径ボアホールカメラによる坑内の観察 小口径ボアホールカメラによる坑内の観察
所要時間:2 minutes

モールスパイグラス法による覆工背面空洞充填状況の確認

充填前の覆工背面空洞は,岩片や礫等の堆積,地下水の浸透などにより,地点によりその形態が大きく異なります。また,充填状況も,充填前の覆工背面空洞の形態により大きく異なります。

下の空洞壁面展開写真は,モールスパイグラス法で撮影された岩片・礫が堆積した空洞の充填状況,および湧水箇所での充填状況を示したものです。岩片・礫が堆積した空洞では岩片・礫の間を充填材が浸透し,また湧水箇所では充填材が地下水を押し出して,良好な充填が行われていることが確認できます。

岩片・礫が堆積した空洞の充填状況 岩片・礫が堆積した空洞の充填状況
湧水箇所での充填状況 湧水箇所での充填状況

実施例

民間発電水路トンネル等の覆工背面空洞充填確認

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施工事例

タイ ノンタブリ橋1

橋梁・PC構造物

ノンタブリ橋
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橋梁・PC構造物

郡界川橋
国内最大規模の連続ラーメン橋 橋長740m、最大支間124m PC工学会賞(2015)
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エネルギー関連

三田川太陽光発電所
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