地下式低温液化ガス貯槽

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地下式低温液化ガス貯槽とは

LNG、LPGなどの低温液化ガスを地下に貯蔵するタンクです。

特　徴

地下に貯蔵するため、地上のタンクと比べて安全性が高く、また景観にも優れています。 一般には、内液圧を外からの土水圧で封じ込めるのが一般的ですが、地盤条件によってはタンク側壁にプレストレスを導入します。 タンク外側に盛土し、外圧とするとともに外からの安全性を確保する盛土式もあります。 底版に作用する水圧に耐える構造とする強度版型と揚水し水圧を作用させない柔底版型があります。

七尾基地　LPG地下タンク （世界最大級のPC低温地下タンク）

設　計

荷重ケース、断面数が膨大であるためFEM解析を中心とした一貫設計システムを採用しています。 非線形/非定常熱伝導解析、時刻歴応答解析、浸透流解析、マスコンクリート解析を行います。

カタール国 盛土式LPG地下タンク

実施例

富津火力発電所　LNG地下タンク	【富津火力発電所　LNG地下タンク】 発注者：東京電力（株） 所在地：千葉県富津市 容量：90,000KL×1基
	【七尾基地　LPG地下タンク】 発注者：BS液化ガスターミナル（株） 所在地：石川県七尾市 容量：60,000KL×2基 【カタール国盛土式　LPG地下タンク】 発注者：カタール石油公社 所在地：カタール国　ウムサイト 容量：46,000KL×2基

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