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円筒形構造物形状管理システム 【3D-SYLIMAS】 とは

道路や鉄道などに設置される円筒形構造物の内空形状を3次元レーザースキャナーで計測し,精度の高い出来形管理や建築限界管理を短時間で行うことができるシステムです. 

特徴

3D-SYLIMASは,短時間で360°の形状計測が可能な3次元レーザースキャナーを用いてスノーシェルターの内空壁面を計測し,そのデータを可視化するもので,以下のような特徴を有しています.

  • 出来形と設計形状との比較を3種類の方法で表示でき,リアルタイムで確認できます
  • 公共座標系で計測を行っており,従来の計測管理との比較が容易です.
  • 記録された構造物形状データを初期値として,供用後の径時変化を把握できます.
レーザー計測による構造物のモデル化
レーザー計測による構造物のモデル化
レーザー計測結果の可視化・データ出力例
レーザー計測結果の可視化・データ出力例

効果的な適用法

円筒形構造物の出来形管理を行う場合,従来手法ではトータルステーション等を用いた任意断面の抽出管理でしたが,3次元レーザースキャナーを用いることで連続的かつ立体的な管理が可能となります.日常管理はもちろん,変形等が発生した場合の径時変化やその範囲を捉えることが可能なシステムです. レーザー計測から出来形判定までの模式図
レーザー計測から出来形判定までの模式図

レーザー計測・出来形管理

  • Step 1 基準点測量・ターゲット測

隣り合うレーザーデータの合成と公共座標系での計測を行うために,基準点測量とターゲット測量を行います

  • Step 2 レーザー計測

3次元レーザースキャナーを用いて,RCシェルター内空の形状計測を行います.

  • Step 3 出来形確認

 設計形状と実測データを重ね合わせ,出来形精度を確認します. 

建築限界に関する定量的評価図
建築限界に関する定量的評価

実施例

【北陸新幹線 上越・糸魚川地区(PCけた)工事】
発注者:鉄道建設・運輸施設整備支援機構
施工場所:新潟県
適用:RCスノーシェルター付きPC下路桁の出来形管理に適用

技術テーマ