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ML工法とは

コンクリートの付着に優れた外面リブ付鋼管を軸方向鉄筋とともに断面内に配置し、耐震性に優れたコンクリート合成構造橋脚を構築する工法です。

特徴

  • 橋脚の施工を大幅に省力化し、使用材料の低減と急速施工とともに、コストの縮減を可能にします。
  • ML工法には工場もしくは現場近接ヤードで製作する帯鉄筋内蔵のプレキャストセグメントを外型枠として用いることで、さらに施工の省力化と急速施工を進めたPcaF-ML工法もあります。
  • 平成22年7月に技術審査証明(技審証第26号)を取得しています。

設計

  • 柱模型試験体の交番載荷試験を元に、当社の設計・施工指針(案)を作成しています。
  • コンクリートとの付着力の大きい外面リブ付鋼管を使用するため、曲げに対しては鉄筋と同様に取り扱い、RC構造に準じた設計を行います。
  • せん断に対しては、鋼管のせん断負担を考慮した設計を行っています。
  • ML工法には工場もしくは現場近接ヤードで製作する帯鉄筋内蔵のプレキャストセグメントを外型枠として用いることで、さらに施工の省力化と急速施工を進めたPcaF-ML工法もあります。

実施例



【下田水高架橋SP2橋脚】
所在地: 愛媛県
高さ: 34.4m 
完成年: 1997年

【厚幌ダム建設付替道路】
所在地: 北海道
高さ: 36.95m 
完成年: 2003年

【国道13号湯ノ沢高架橋工事】
所在地: 秋田県
高さ: 17.3m~13.9m 
完成年: 2011年

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