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特命!プロセス・ブランディング部

プロセス・ブランディング部とは
三井住友建設の「社内に埋もれた宝」=「プロセス」を発掘して、
世に出すために発足された部署である──。

*この物語は「限りなくリアルに近いフィクション」です。

#11 三井アウトレットパーク木更津、拡張オープン!!

オープンの準備がすすむ 三井アウトレットパーク(MOP)木更津 2期工事エリア。

リーダー
「P部長~、お疲れ様です!いよいよオープンですね。」
P部長
「さっき竣工式典も無事に終わったところでね。」
リーダー
「天気も良くてなによりで。あとは気持ちよく待つばかりですね。」
P部長
「そうだねぇ。こうしてこの日を迎えることができてほっとしてるよ。ところで、ほかのメンバーは一緒じゃなかったのかい?」
リーダー
「彼女たちはいま、外で一般客のみなさんと一緒に並んでいるんですよ。お客様目線で見てみようって。」
P部長
「なるほどご苦労だね。そういえば、先月の竣工検査にも立ち会ってくれたんだろう?」
リーダー
「そうなんです。で、そのときにあった『チェック事項』なんかも、どうなっているか確認したいということで今回おさらいさせてもらってるんです!」
P部長
「なるほど、ここはお客さんを迎えるためにいろいろな工夫が詰め込まれているからね。オープン直前まで細かくチェックするプロセスをちゃんと勉強していってほしいね。」
リーダー
「ですね。今回は特に若手の設計女子に取材をお願いしていますから、とてもいい機会だと思います。あ、そろそろオープンの時間になりますね・・・」
オープン前の2期エリア
そして、オープン時間 ちょっと前の2期エリア入り口付近、、、

今回の取材メンバー、設計本部 3人娘(?)とナベさんがその行列にならんでいます。

たきこ めいこ あやこ
あやこ
「たきこさん!もうこんなに並んでますよ~。」
めいこ
「えーーー、2期エリアってあの角を曲がった、さらに先じゃなかったでしたっけ?」
たきこ
「出遅れたかっ!?平日というのにすごい人ね。」
あやこ
「日傘持ってきてよかった~、まだ結構待つんでしょうか・・・」
めいこ
「そろそろオープンの時間ですけど・・・私たちの後ろにもどんどん行列が・・・よ~し、なんか燃えてきた!」
たきこ
「さぁ、みんな用意はいいわね。はりきって行くわよー」
ナベ
「えーーーっと、みなさん。今日はPB部の取材、つまり仕事で来ていることを忘れちゃだめッスよ!」
たきこ
「も~、ナベさん、堅いこと言って・・・リーダーも言ってたでしょ。『お客様目線でしっかり取材よろしく』って。」
ナベ
「そ、そう、目線はそうなんですが、気持ちは仕事の・・・・・(ダメだ、みんなの目が「ショッピング女子」に・・・)まぁ、いいッス。とりあえず、流れに任せて見てみましょう。」
めいこ
「サンセーイ!」
あやこ
「あ、受付はじまってるみたいですよー」
たきこ
「よ~し、みんな!負けるんじゃないわよ~」
めいこ
「はいっ!!!」
あやこ
「はーーーいっ!!!」
ゾロゾロゾロ・・・

ようやく2期エリアの入り口に到着!

たきこ
「やっと入り口ね・・・」
めいこ
「たきこさん!たくさんの人たちがフードコートの方向へ突進しています!」
あやこ
「あ~確か、あっちのほうには『例のお店』が~」
たきこ
「なるほど・・・よ~し!私たちも行くわよ!」
ナベ
「置いていかないで~・・・」
さんにん
「あーーーっ!!!」

入場開始 5分もたたず、すでに『長蛇の列』の場所発見!

人気のポップコーン店、『KuKuRuZa Popcorn』。聞くところによると、オープン前の時点で行列を予想してテープが張られて仕切られていたんだとか。

たきこ
「やっぱり、ここだったかぁ!本当にすごい人気よねぇ。地元(木更津)でもかなり話題になっていたのよね。」
あやこ
「どうしましょう~?」
めいこ
「どうするって?それはもちろん!」
ナベ
「いや、まさか・・・」
たきこ
「当然、『お客様目線』で並ぶしかないでしょ~!
あやこ
「やったぁ!じゃあ何味にしようかなぁ・・・はじめてのお客様味覚で・・・やっぱりハワイアンソルト・キャラメルは外せないしな~」
めいこ
「ほんと、このあま~い香り、たまりませんね!」
ナベ
「そ、それって単に自分が食べたいだけじゃ・・・」
さんにん
「え?なんか言いました?(怒)」
ナベ
「な、なんでもないっス・・・」

ちょうどその頃、2期工事で拡張されたフードコートでは、先ほどまでのオープン祝賀会の後片付けとオープンの準備が進められていました。

リーダー
「あれ?P部長、もう注文してきたんですか?」
P部長
「もちろんだよ。ウチは全国で10箇所の三井アウトレットパークの工事をやらせてもらっているんだけどね。最近の施設のフードコートやレストランには行列必至の人気店が入ってて、こうやってオープンしたお店で最初に食べるのを楽しみにしてるんだよ」
リーダー
「この日を迎えて食べる味はまた格別においしいでしょうねー。現場のみなさんもご一緒じゃないんですか???」
P部長
「だといいんだけど・・・ほら、あそこを見てご覧よ。」
P部長
「あの、防火区画シャッターの周りで立っているの、みんなウチの現場のスタッフ。これから、あのシャッターを開けて、既にお客さんがいる1期のフードコートと、今回オープンする2期のフードコートをつなげるんだよ。」
リーダー
「さすが現場は竣工にひたっている場合じゃないのですね。お疲れ様です!!」
P部長
「このシャッターを上げるとフードコートは今日から全面オープン。ちょっとしたセレモ二ーみたいで、みんな緊張しているようだね。」
リーダー
「なるほど。アウトレットモール最大のフードコートの完成オープンですね。この週末はこれが全部埋まってしまうんでしょうね。」

調査を終えた3人娘(?)とナベさん登場。

たきこ
「あ、リーダー、お疲れ様デース!」
リーダー
「ずいぶん時間かかったんだね。」
ナベ
「お、お疲れ様っス!はい、お客様目線ということで、みなさんの流れのままに・・・」
P部長
「もしかして、『アレ』に一緒に並んでみたとか・・・」
ナベ
「人気のあるお店の一つということで・・・決してポップコーンが目当てということではなくて・・・」
めいこ
「そう言いながら、ナベさんもしっかり買っているじゃないですか~。」
ナベ
「シ~!」
リーダー
「ハハハ、それはそれは、ご苦労だったね。で、現場の検査からプレオープンと立ち会ってみてどうだった?」
あやこ
「ほんとうにいろいろ勉強になったと思います。」
めいこ
「私も、構造設計者として検査に立ち会ったことはあったんですが、こうやって実際に利用する感覚で見るといつもとは違った気づきがあります。」
たきこ
「私は地元なんで、普段買い物客として見てるんですけど、仕事の目線で見ると、普段何げなく使っているところにいろんな工夫や配慮があるんだと気づきました。」
ナベ
「ということで、3人にはここでもうちょっと具体的に気づいたポイントを報告してもらっていいっスかね?」
たきこ
「えっ、ここでですか???」
リーダー
「P部長もいるし、丁度いいじゃない。その『気づき』のところ、早速紹介してもらおうかな。」
めいこ
「えーっと、写真、写真・・・」
たきこ
「じゃぁ、まずはわたしから。前回、検査に来たときに撮った写真がこっち(左写真)なんですけど、これがこんな風(右写真)に入れ替わっていました。」
リーダー
「大きなサインの前、背の高い木と低い木の位置が入れ替わっているね。」
たきこ
「正面から看板を見えやすくするように調整したんだそうです。ちなみに、夜にはライトアップされるんですが、木々の陰が看板に被らないような調整、なんていうのも遅くまでやっていましたね。」
ライトアップしながら木の陰を確認、調整中!
あやこ
「やっぱりパークの「顔」ですから、何度も位置を変えながら細かく調整していましたね。」
夜のライトアップ検査は、昼とは違った幻想的な雰囲気に
たきこ
「それから、メインエントランスのこちらの写真。日の光でわかりづらいかもしれませんが、なんと壁の色が変わっている!」
めいこ
「そうなんですよ!私たちも、これ、現場の方に教えてもらうまでまったく気が付きませんでした。」
ナベ
「確かに、壁の色を柱よりも濃い色にすることで、より立体的なデザインとなって重厚感が増してるっス。」
リーダー
「こういうところが、演出する側の細かい配慮なんだろうね。」
あやこ
「それから、こんなのもありましたよ。検査のときに、ベンチに座っていろいろ議論が盛り上がっていたんですけど、そこで眺めていた高窓のプランターのお花が、よりきれいに見えるように調整してありました。そんな細かいところにも気遣いがいるんだと驚きました。」
検査の途中、ベンチに座ってなにやらゴソゴソ!
左が調整前、右が調整後 お花も増えて、より華やかに!
たきこ
「そうそう、前回来たときには『なにコレ』だった物体(!)も、オープンにあわせて花がきれいに植わってましたね。これがあるだけで雰囲気はずいぶん変わります。」
めいこ
「プランターといえば、こっちの木。前回は元気がなく、栄養剤を注入されていましたが、結局は根付くことができずに植え替えられていました。演出に欠かせない植栽たちですが、生き物ということで見えないところでいろいろ手が掛けられているんだと感じました。」
栄養剤(!)の効果むなしく・・・
たきこ
「パーク内には、音楽と噴水のショーが行われる「キッズパーク」、があるんですが、そこに設置されているスピーカーの位置は議論が盛り上がってましたね。」
あやこ
「もともとは、地面に置かれていたんですが、子供が触れられる足元に置くのは危ないとか、遠くに置くと音が拡散してしまうとか、いろいろ検討されていましたね。」
リーダー
「なるほど。で?」
たきこ
「最終的には脇にある金属製のパネルの裏側に移動されていました。今日も子供たちが元気に遊んでいて、やっぱり足元にあったら危なかっただろうなって改めて思いました。」
めいこ
「今日はそこで子どもたちがほんとうに楽しそうにはしゃいでいました。こんな姿を見ていると、私もたくさんの笑顔を引き出せるようなプロジェクトに携わりたい!と思いました。」
リーダー
「そうだね。常に安全で、いつでも楽しんで利用してもらえる施設。それを実現するのが僕たちの仕事の醍醐味のひとつでもあるよね。そのためには、図面だけじゃなく現場でしっかり点検するのは重要なことだね」
めいこ
「サインについても、いろんなところに立って、見えにくい、足りないなど、厳しくチェックしていましたね。その時はそんなに必要なのかなと思ったんですが、実際その場所に行ってみるとわかりやすくなっていました。」
離れた位置からでもわかりやすくする配慮が要ります。

他にもサインが新しく設置されているところがいくつかありました。

リーダー
「なるほどね。こういう施設は、子供からお年寄り、中には外国人の方もいるだろうから、それぞれの人にわかりやすくするための細心の注意が必要なんだよね。」
たきこ
「お客様が危険な思いをしたり、迷ったりすることなく、気持ちよく買いものや食事を楽しんでいただくために・・・ですね!」
P部長
「そう!安全で快適に!当たり前だけど、そういうことなんだよね。みんな、今回の取材でいろいろと気づいてくれたみたいで素晴らしいね。ナベ、お前も少しは彼女たちを見習ったほうが良いんじゃないかい?」
めいこ
「ナベさん、遠慮せずに、どんどん見習っちゃってください!!」
ナベ
「はい・・・頑張ります・・・」
たきこ
「とにかく、今回の取材はとても勉強になりました!また次の見学取材も楽しみにしていますので、またよろしくお願いします!」
P部長
「ヨシヨシ、まかせておきなさい!」
リーダー
「P部長~、次の取材って、そんな約束してしまって・・・」
P部長
「大丈夫、大丈夫。だって、みんなこれだけ楽しんでがんばってくれているんだからね。さぁ、折角だからオープンしたての『名店の味』を楽しんで行ってね。」
取材終わりに天丼に舌鼓・・・たまごの天ぷらが最高でした~

《今回の感想》 from 設計三人娘(?)より

大人気のアウトレットモールの裏側では、オープン直前まで昼夜の見直し作業が行われいて、どのように変化するのか確認できたのは、楽しかったです。皆さんの施設への思い入れ、お客様への配慮などの気持ちが強く伝わってきて、こうやって魅力的な商業施設が竣工オープンしているんだと、とても勉強になりました。

たきこ めいこ あやこ
リーダー
前回に引き続き、女性3人ががんばってレポートしてくれました。場所が場所だけに、別の意味でかなり張り切っていたらしい。でも、報告の内容はさすがに設計者。竣工検査の日とオープンの日をしっかり比較して、細かいところまで報告してくれていますね。うちの女性技術陣は頼もしい限り。今後の活躍に期待!!
特命!プロセスブランディング部
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