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株主の皆さまへ(メッセージ)

代表取締役社長 新井英雄 代表取締役社長

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 平素よりご厚情、ご高配を賜りまして厚く御礼申し上げます。


 前期(平成27年度)におきましては、当社が過去に施工したマンション工事にかかる杭工事の不具合事象が発生し、また、当該杭工事の施工体制に関して建設業法上の指示処分を受けるに至り、当社の信用が大きく失墜する事態となりました。ご関係の皆様方に多大なるご迷惑とご心配をお掛けしておりますことを改めて深くお詫び申し上げます。

 本年6月に開催した定時株主総会におきましては、株主の皆様から本件不具合に関する厳しいご意見やご質問を賜りました。その他にも多岐にわたり貴重なご意見やご助言を頂いており、今後の経営にしっかりと活かしてまいる所存です。


 さて、当社を取り巻く事業環境は、公共投資が減少している中、良好な企業収益を背景とした民間設備投資などによって、建設需要は底堅く推移し、当社は、前「中期経営計画」の最終年度となる前期において、合併後の本業最高益を計上することができました。今期は、次の新たなステージに向けて、「中期経営計画2016-2018」をスタートさせております。

 この中期経営計画では、杭工事の不具合事象への真摯な反省に基づき、「信頼の回復」と業績の改善による「企業価値の向上」をテーマとしています。また、計画期間に重点的に取り組むフォーカステーマとして「生産システムの改革」、「人材確保・育成、社員活力の向上」の2つを定めました。

 フォーカステーマの一つとして定めた「生産システムの改革」では、私を委員長とする生産システム改善委員会を組織し、当社の生産プロセスを総点検し、品質不具合の再発防止の徹底、建設産業の担い手の確保、生産性の向上などに向けて、協力会社組織と協働して、全社的な見地から改革を図ります。これを推進する組織として、4月に「生産管理本部」を立ち上げており、「安全と品質の確保」に、徹底して取り組んでまいります。


 当社は、中期経営計画で定めた戦略・諸施策を確実に遂行して、信頼の回復と企業価値の向上を実現し、株主様をはじめ関係各位の皆様の期待に応えてまいる所存です。

 今後とも倍旧のご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。