- 土木
CDM-Land4工法とは
CDM-Land4工法は、設計法・改良原理などは従来のCDM工法を基本にし、これまでの2軸施工から4軸同時施工を実現したものです。これにより施工能力が大幅にアップし、現場の効率化や工期短縮、低コスト化などを可能にしました。さらに、4軸処理機を同時に駆動攪拌させることから攪拌効率が抜群に優れ、高品質の改良体造成が期待できます。
特徴
改良良面積が大きく、工期の短縮が期待できます。
1台の施工機で2軸機2台分の施工が可能になり、コスト縮減に寄与します。
4軸が一体となって攪拌混合するため、攪拌効率が高くバラツキも少なく、高品質の改良体造成ができます。
伸縮ロッドを使用することで、継ぎ足し方式の所要時間と比較して1/4~1/6でセット可能になり、大深度施工の工期短縮に威力を発揮します。
4軸の軸間距離は0.8m~1.5mまで変更が可能で、ブロック施工、接円施工、杭式施工等に幅広い範囲の改良形式に対応できます。 |
4軸混合機処理機の攪拌翼 |
設計
CDM-Land4工法は、通常CDM工法の設計法・改良原理と同様です。
改良体 |
施工機械全景 |
実施例
南部汚泥処理プラント工事ヒービング対策
発注者:東京都下水道局
所在地:東京都
改良対象土:60,000m3
完成:2002年
調整池基礎改良工事
発注者:鷲宮町東鷲宮土地区画整理組合
所在地:埼玉県
改良対象土:12,300m3
完成年:2003年