フィリピン共和国、マニラ首都圏地下鉄工事をJICA議員連盟が視察
― マニラ首都圏地下鉄事業(フェーズ1)CP103工区 ―
当社がフィリピン共和国で施工中のマニラ首都圏地下鉄事業(フェーズ1)CP103工区において、8月28日(木)にJICA議員連盟の現場視察が行われました。
JICA議員連盟から 小渕 優子会長、竹内 譲顧問、金子 恵美副会長、江島 潔幹事、中谷 真一事務局長、鈴木 貴子事務局長代理、櫻井 周事務局次長、外務省から長徳 英晶国際協力局審議官、大使館とJICAから横田 直文経済公使、大場 雄一JICA理事、馬場 隆JICAフィリピン事務所長らが出席され、工事進捗状況を視察されました。
【関連リリース】
フィリピン共和国、マニラ首都圏地下鉄工事をマルコス大統領が視察(2025年8月7日)
![]() 【JICA議員連盟による現場視察の様子】 |
![]() 【先頭車両で坑内を移動する視察団】 |
![]() 【職員とのシールド機の先端での記念撮影】 |
マニラ地下鉄CP103工区は、アノナス駅およびキャンプアギナルド駅を含む全長約6.5kmの地下鉄建設工事であり、軍用施設に位置する駅から、今年1月よりシールドトンネル掘削を開始し、現在2機のシールド機が順調に稼働しています。
現場を視察した視察団の皆さんは、フィリピン初となる地下鉄建設事業に大きな期待を寄せるとともに、品質を重視した安全施工を継続していることに感銘を受けたと語られました。また、小渕会長からシールドセグメントの設置方法について質問される場面もあり、円環状のセグメントを完成させる最後のピースの施工方法を具体的に説明すると、当社の技術が着々とフィリピンに継承されていることを実感された様子でした。さらに、そのシールドセグメントの製作管理がフィリピン人ナショナルスタッフによって徹底されていることを説明すると、フィリピン人ナショナルスタッフを積極的に育成する現場方針への理解を深められていました。
今後も社会インフラ整備事業を通して、施主と事業関係者との良好な関係を構築維持し、長年の海外事業マネジメント力と技術力を活かし、フィリピン共和国の経済発展に貢献してまいります。
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