嵐山橋が「土木学会選奨土木遺産」に認定

― 張り出し架設(ディビダーク)工法によって建設された国内初の橋梁 ―

9月19日(金)、当社施工の「嵐山橋(あらしやまばし)」が、公益社団法人土木学会が選奨する「土木遺産」に認定され、24日(水)に土木学会から公表されました。

嵐山橋は、国内で初めて張り出し架設(ディビダーク)工法で建設されたPC(プレストレスト・コンクリート)橋で、その後のPC長大橋の礎となった貴重な土木遺産であることが評価されました。本橋は、「かながわの橋100選」に選ばれるなど、地域で親しまれ、神奈川県の誇る橋梁の一つとなっています。

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【相模湖の対岸から眺める嵐山橋】

■ 嵐山橋について

名称 嵐山橋
完成年 1959(昭和34)年3月
所在地 神奈川県相模原市
工事概要 橋長75.0m、幅員(全幅員)8.2m
PC有ヒンジラーメン桁橋
設計施工 設計 : 神奈川県、設計指導 Dyckerhoff & Widmann社
施工 : 別子建設株式会社(現 三井住友建設)

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【竣工直後の嵐山橋】

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【張り出し施工中の嵐山橋】

■「土木学会選奨土木遺産」認定制度について

土木遺産の顕彰を通じて、歴史的土木構造物の保存に資することを目的として平成12年度に創設されました。近代土木遺産(原則として、竣工後50年を経過したもの)が対象となります。

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