免震タワー型マンションの新構法「Sulatto Tristar Tower」が初めて採用

―トライスター型マンションにおける眺望に優れ開放感あふれる居住空間を実現―

三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 新井 英雄)は、免震タワー型マンションの新構法として開発した「Sulatto Tristar Tower(スラット トライスター タワー)」(※1)の応用型として、千葉県鴨川市で建設されるシニアレジデンス「(仮称)パークウェルステイト鴨川計画」に実案件として初めて採用されました。

この構法は、当社オリジナルの集合住宅設計システム「SuKKiT(スキット)」(※2)の技術を応用、発展させたもので、トライスター型マンションにおける眺望に優れ開放感あふれる居住空間を実現する、地上120mクラスまでの計画が可能な免震タワー型マンションです。

※1 特許出願中。Sulattoは当社の登録商標で、SuKKiTに免震構造を組み合わせた商品です。
※2 「2015年度グッドデザイン賞」受賞。

 

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【(仮称)パークウェルステイト鴨川計画 外観イメージ】

 

■ (仮称)パークウェルステイト鴨川計画概要

事業主: 三井不動産レジデンシャル株式会社
所在地: 千葉県鴨川市浜荻字鰐口944(地番)の一部 他
延床面積: 約47,423m2(約14,345坪)
構造規模 : 鉄筋コンクリート造・鉄骨造 地上22階 地下1階 総戸数473戸(予定)
設計: (企画設計・デザイン監修)浅井謙建築研究所株式会社
(基本設計・実施設計)三井住友建設株式会社一級建築士事務所
施工: 三井住友建設株式会社
竣工: 2021年7月(予定)

 

■「Sulatto Tristar Tower」の特徴

トライスター型の建物形状を活かした合理的な構造フレームによって、より価値の高いタワー型マンションを実現します。プロジェクトの特性に合わせて2つのモデルから選ぶことができます。


[1] 住戸を横断する梁を最少化し、プランニングの自由度を追求(モデル1)

構造要素を集中させた建物中央部(コア部)によって、住戸内を横断する梁を最少化させ、住戸プランニングや階層ごとのプランの切り替えなどの自由度が大きく向上します。さらに外周部は扁平梁とすることができ、ハイサッシによる明るく開放的な住戸が実現します。

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【平面イメージ(モデル1)】

 

[2] 開口面の梁をなくし、天井いっぱいのハイサッシによる開放感を追求(モデル2)

建物端部のグリッドフレームと住戸境にバランスよく配置する構造フレーム(梁または耐震壁)によって、住戸開口面の梁がなく、天井いっぱいのハイサッシによる明るく開放的でダイナミックな眺望に恵まれた住戸が実現します。眺望に優れているといったトライスター型マンションのメリットを最大限に活かすことができます。

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【平面イメージ(モデル2)】

 

(仮称)パークウェルステイト鴨川計画では、「Sulatto Tristar Tower」の技術を応用し、敷地特性やシニアレジデンスという建物用途の特性に合わせた計画とすることで、建物価値をより一層高めています。

 

■ 今後の展開

「Sulatto Tristar Tower」は、付加価値が高い快適な超高層マンションを経済性も両立させながら実現するために開発した新しい商品です。当社は、都心部案件や再開発案件など近年の超高層マンション建設需要の高まりに応えるべく、SuKKiTシリーズを中心とした安全・安心・快適なすまいづくりを目指してまいります。

 

<お問い合わせ先>

三井住友建設広報室【お問い合わせフォーム】

リリースに記載している情報は発表時のものです。

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