当社2件目となる自社運営事業の水上太陽光発電所が完成
―2020年1月より売電事業を開始―
三井住友建設株式会社 (東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 新井 英雄) は、香川県木田郡三木町で建設を進めてきた「女井間池水上太陽光発電所」が完成し、12月17日に竣工式を執り行いました。
本発電所は、農業用ため池にて自社開発の水上太陽光フロートシステム「PuKaTTo (プカット) 」を利用した発電所で、固定価格買取制度 (FIT) を活用して発電出力の全量を2020年1月より売電します。2017年に完成した「平木尾池水上太陽光発電所」(香川県木田郡三木町) に続く、当社2件目となる水上太陽光発電所運営事業となります。
【執り行われた竣工式の様子】 |
【女井間池水上太陽光発電所】 |
■ 施設概要
施設名称 : 女井間(めいま)池水上太陽光発電所
所在地 : 香川県木田郡三木町池戸1205-1 女井間池(農業用ため池)
事業者 : 三井住友建設株式会社
施工会社 : 三菱電機システムサービス株式会社
発電出力 : 2,822kW(パネル出力)
事業期間 : 2020年1月〜2040年1月(20年間)
■ これまでの経緯
当社の水上太陽光発電の取り組みは、2014年に香川県農政水産部農村整備課より委託されたフロートを用いたため池での太陽光発電の実証実験から始まりました。その後、2015年には水上太陽光発電用フロートを自社開発して販売を開始しました。2017年に海外でのフロートシステムの販売強化に向けて台湾に現地法人となる「台湾三住建股份有限公司(SMCC Taiwan CO.,Ltd,)」を設立しました。今回完成した女井間池水上太陽光発電所を含めてこれまでに国内6件、海外4件の採用実績があります。
■ 今後の展開
当社は「中期経営計画2019-2021」における基本方針の1つとして、『事業領域の拡大』を掲げています。再生可能エネルギー事業を中心とした新規事業の拡大を実現するため、自社発電事業を推進してまいります。
加えて、当社が経営理念として掲げる「地球環境への貢献」の一環として、本事業を通じて地球温暖化対策(CO2排出削減)に貢献してまいります。
<お問い合わせ先>
リリースに記載している情報は発表時のものです。