フィリピン共和国、マニラ首都圏地下鉄工事のトンネル掘削を開始
― トンネルボーリングマシンの発進式典を開催 ―
当社は、フィリピン共和国で施工中のマニラ首都圏地下鉄事業(フェーズ1)CP103工区において、トンネル掘削工事を開始しました。
1月16日(木)に開催されたトンネルボーリングマシンの発進式典には、フィリピン運輸省ジェレミー・レヒノ次官、フィリピン国軍ロメオ・ブラウナー参謀総長、二瓶 大輔 在フィリピン日本国大使館経済公使、坂本 威午 JICAフィリピン事務所長らが出席され、祝辞を頂戴するなど盛大に執り行われました。また、トンネルボーリングマシンの起動ボタンを押下し、出席者全員で始動確認を行い、安全施工を祈願しました。
【関連リリース】
フィリピン共和国、マニラ首都圏地下鉄工事の起工式を開催(2023年03月02日)
フィリピン共和国、マニラ首都圏地下鉄工事の契約調印(2022年11月11日)
フィリピン共和国、マニラ首都圏地下鉄工事の落札通知を受領(2022年10月07日)
【トンネルボーリングマシンの起動ボタンの前に立つ出席者】
![]() 【フィリピン国軍参謀総長による祝辞】 |
![]() 【トンネルボーリングマシン内部にて】 |
2023年2月に起工式が開催されたCP103工区は、ケソン市のアノナス駅、キャンプ・アギナルド駅(カティプナン駅から呼称変更)の駅舎工事を含むイーストアベニュー駅からオルティガスノース駅を結ぶ全長約6.5kmの地下鉄区間です。
同国においては、現在当社にて施工中の南北通勤鉄道事業(マロロス-ツツバン)CP2工区(北方のブラカン州マロロス市から首都圏マニラ市ツツバンまでの区間延長14kmの高架橋と3つの駅舎を構築するプロジェクト)も進行中です。引き続き、日本特有の、あるいは長年の事業展開による技術力を活かして、各国の社会インフラの整備ならびにアジア各国経済の発展に貢献してまいります。
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