2024年度の概要
当社グループは最終年度を迎えた「中期経営計画2022-2024」に基づき、基本方針である 「収益力の向上」「成長分野への挑戦」「人材(=人財)基盤の強化」に取り組んでまいりました。事業別では、 国内土木事業は優位技術を軸とした質の向上、国内建築事業においては業績改革や高生産の施工体制確立、海外事業はコロナ禍からの回復を追い風とした事業拡大に取り組んだほか、再生可能エネルギー事業をはじめとした新規事業の創出・拡大に取り組みました。
この結果、当期における当社グループの連結業績は、次のとおりとなりました。
売上高につきましては、前期比で165億円減少し、4,630億円となりました。損益につきましては、現在施工中の国内大型建築工事において、工事損失引当金繰入額を含む131億円の損失を計上したものの、その他工事の採算が改善したことで、営業利益76億円(前年度比9億円減少)、経常利益37億円(前年度比26億円減少)、親会社株主に帰属する当期純利益9億円(前年度比32億円減少)となりました。