梁のない開口部を実現する新構法 "SuKKiT 3" が初めて採用
― 開放感あふれる高さ2.2mのハイサッシ ―
三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 則久 芳行)が開発した、開放感あふれる住空間を合理的に実現できる新構法"SuKKiT 3フリーノンビーム"が、横浜市港北区に建設される分譲マンションに初めて採用されました。
SuKKiT 3は、バルコニー側サッシ上部の大梁をなくし、建物耐力上バランスのとれた最小限のグリッドフレームを建物外側に組み込むことにより、開放的で自由度の高い住空間や特徴ある外観デザインを創造できる新構法です。
SuKKiT 3が適用されたマンションは、地上7階建て総戸数177戸の"パークホームズ大倉山"(事業主:三井不動産レジデンシャル株式会社)で、本年4月に着工し、このたび躯体工事に着手し、販売開始の運びとなりました。
当社は、マンション供給26万戸の実績を活かし、快適で暮らしやすいマンションづくりを今後もSuKKiTシリーズを中心に進めていく計画です。
![]() パークホームズ大倉山の外観イメージ |
![]() SuKKiT 3の構造イメージ |
■ SuKKiT 3 とは
SuKKiT(スキット)シリーズは、開放感や自由度といった付加価値をもつ住空間を、これまでと変わらないコストで実現できる中高層マンション向けの新構法で、SuKKiT 1(トリプルフラットビーム)、SuKKiT 2(ダブルノンビーム)、SuKKiT 3(フリーノンビーム)をはじめ多数のバリエーションがあります。このSuKKiTは、Sumai(すまい)・Kaiteki(快適)・Kirei(きれい)・Technology(テクノロジー)の頭文字をとった登録商標です。
このたび初めて採用されたSuKKiT 3(フリーノンビーム)は、バルコニー側サッシ上部の大梁をなくし、建物耐力上バランスのとれた最小限のグリッドフレームを建物外側に組み込むことにより、開放的で自由度の高い住空間や外観デザインを創造できる新構法です。(2009年10月28日リリース)
■ "パークホームズ大倉山"の概要
事業主:三井不動産レジデンシャル株式会社 |
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"パークホームズ大倉山"では、"ブライトコート"に扁平梁を用いたSuKKiT 1が、"サニーコート・エアリーコート"に梁のないSuKKiT 3が採用され、開放的で自由度の高い住空間を実現しています。とくにSuKKiT 3は、これまでにない構造計画が可能になり、効果的に配されたグリッドフレームによる美しい外観デザインと高さ2.2mの開放感あふれるハイサッシが特徴となっています。また、SuKKiTに加えて見付幅550mmのスリム柱、梁型の出ない戸境壁、小梁のない大型床スラブも採用して、出っ張りを極力抑えた住空間としています。その中でさまざまな要望に応えるべく、バリエーションに富んだ多数の住戸プランニングを用意しました。
本年4月の着工から、いよいよ躯体工事に着手し、このたびモデルルームオープン・販売開始の運びとなりました。
![]() 開放感あふれるハイサッシ |
![]() 明るいバルコニー |
■ 今後の展開
SuKKiTシリーズは、既成市街地や郊外開発地域でもっとも需要の多い中高層集合住宅をターゲットとして住空間を提案するものです。当社は、マンション供給26万戸の実績を活かし、このSuKKiTシリーズを中心として、今後も快適で暮らしやすいマンションづくりを進めていきます。
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