株主の皆さまへ (メッセージ)

新井英雄
代表取締役社長
新井英雄

平素よりご厚情、ご高配を賜りまして厚く御礼申し上げます。

日本経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、企業収益が大幅に減少し、雇用・所得情勢にも弱い動きがみられるなど厳しい状況で推移しました。今後は、感染拡大の防止策を講じつつ、社会経済活動のレベルを引き上げていく中で、景気は持ち直しの動きが続くことが期待されますが、感染症による社会的・経済的影響は長期に及ぶことが懸念されます。

今後の事業環境につきましては、政策効果を背景に公共事業投資は堅調に推移することが見込まれる一方、民間設備投資は縮小が懸念されております。また、「WithコロナにおけるNew Normal」と称されるように、社会は大きな変革に直面しており、リモートワークなどのICTを活用した働き方改革や生活様式の変化に即したインフラの整備が求められております。

当社グループといたしましては、事業環境の変化に対応した施策を最大限実施し、社会情勢を見極めた戦略的な受注活動と施工体制の確保を図ってまいります。


現在、当社グループにおきましては、「中期経営計画 2019-2021」に取り組んでおります。

当期は計画の中核となる2年目を迎え、新しい生活様式への社会の変化に対応するためにも、役職員の一人ひとりがこれまでの思考や行動様式を大きく見直し、計画のテーマである「変革の加速」を実現してまいります。そのためには、計画の基本方針である「建設生産プロセスの変革」「海外事業の強化」「事業領域の拡大」の取り組みを目に見える形で実践していかなければならないと考えております。

現在、あらゆる分野でパラダイムシフトが生じ、この変化に対応した新たな価値の提供が求められています。Withコロナ、そして将来を見据え、創造的かつスピード感をもって、新たな施策を積極的に展開してまいります。

また、目指すべき「2030年の将来像」として掲げる『新しい価値で「ひと」と「まち」をささえてつなぐグローバル建設企業』に向け、年頭に「三井住友建設グループグローバル化宣言」を行いました。SDGs(持続可能な開発目標)への貢献に積極的に取り組み、グローバルな観点から社会的課題の解決と当社グループの持続的な成長を目指してまいります。


当社グループといたしましては、引き続き、感染防止対策を徹底し、建設企業として公共インフラなど社会資本の適確な維持管理・更新を担ってまいります。そして、中期経営計画に掲げる成長戦略を着実に実行し、持続的成長を実現していくことで、株主様をはじめ、関係各位の皆様のご期待に応えてまいる所存でございます。今後とも倍旧のご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。



2020年11月