相互理解を深める「視覚障がいについての勉強会」を開催
当社は、ダイバーシティ&インクルージョンの取り組みのひとつとして、「視覚障がいについての勉強会」を6月17日に本店で開催し、73名(会場10名、オンライン63名)の役職員が参加しました。
本勉強会では、視覚障害者就労生涯学習支援センターの井上英子先生を講師に招き、視覚障がいの分類やそれぞれの見え方をはじめ、業務や私生活で使用している支援機器、視覚障がい者とともに働くための配慮・サポートについて講義いただきました。その後、視覚に障がいのある社員2名から、自分たちの使用する支援機器の紹介や伝えておきたいことの発表と、普段パソコンをどのように操作しているのか(読み上げや漢字変換の様子など)を実演しました。最後に、会場参加者は白杖を使っての歩行やガイドの方法、点字名刺づくりを体験しました。
![]() 【白杖を使った歩行・ガイド体験】 |
![]() 【点字器を使った名刺づくり体験】 |
当社では、2020年に初めて全盲の視覚障がい者を採用して以来、IT機器や職場環境を整備するとともに、役職員に対しイントラネットを通じて視覚障がいについての啓蒙を図ってきました。今年新たに視覚障がい者を採用したことを契機に、東京障害者職業センターにご協力いただき本勉強会を企画・開催しました。
《参加者の感想》
- 障がいを持つ方が安心して生活し働くことができるよう、我々がどうサポートすればよいかを考える機会となりました。
- (障がいを持つ社員から)実際のお話をうかがうことができ、考え方を見直すきっかけとなりました。
- 視覚障がい者のパフォーマンスは健常者に限りなく近く、多少の配慮は必要ながら会社の戦力としての活躍が十分期待できることを再認識した。
引き続き当社では、ダイバーシティ&インクルージョンの実現を通じて社員の幸福度の向上を企業の成長につなげるべく、「多様な人材」「多様な働き方」が確保された働きやすい職場づくりに取り組んでまいります。
<お問い合わせ先>
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