当社エグゼクティブ・フェローが「令和6年度土木学会賞田中賞(業績部門)」を受賞
当社エグゼクティブ・フェローの春日 昭夫が、6月13日(金)に公益社団法人土木学会の「令和6年度土木学会賞田中賞(業績部門)」を受賞し表彰されました。プレストレストコンクリート(PC)橋における新しい構造形式の設計・施工技術の開発とその国際展開への貢献が評価されました。
この賞は、「橋梁に関する技術の進歩、発展や事業の形成・実施、調査、計画、設計、製作・施工、維持管理等における実践等において、顕著な業績を挙げたと認められる者」を対象とする、非常に栄誉ある賞です。なお、今回の業績部門の受賞は、作品部門と論文部門に続く受賞となります。
【土木学会賞田中賞を受賞した当社エグゼクティブ・フェローの春日 昭夫】
【授与された表彰状とメダル】
《評価された春日の実績》
1980年に当社へ入社以来、PC橋梁技術者として1994年に竣工した世界初のエクストラドーズド橋である小田原ブルーウェイブリッジや、新たな施工法や構造形式の研究開発、設計、施工などに携わり、国内外を問わず橋梁技術の発展と普及に貢献したことが評価されました。さらに個人としてはフランス土木工学会より「アルバート・カコー賞」(※1)を受賞し、国際コンクリート連合(fib)においては2021年~2022年に欧米豪以外で初めて会長を務めました(※2)。
(※1) 当社役員がフランス土木工学会より「アルバート・カコー賞」を授与(2022年04月11日)
(※2) 当社役員が国際コンクリート連合 (fib) の会長に選出(2020年10月20日)
《設計・施工に携わった主な工事》
小田原ブルーウェイブリッジ 所在地 : 神奈川県 |
青雲橋 所在地 : 徳島県 |
青春橋 所在地 : 群馬県 |
寺迫ちょうちょ大橋 所在地 : 宮崎県 |
《主な受賞歴》※カッコ内は受賞年
- fib Outstanding Structures
(青雲橋(2006年)、寺迫ちょうちょ大橋(2018年)) - 土木学会田中賞(作品部門)
(小田原ブルーウェイブリッジ(1994年)、揖斐川橋(2001年)、古川高架橋(2002年)、日見夢大橋(2004年)、青雲橋(2004年)、桂島高架橋(2006年)、青春橋(2006年)、山切1号高架橋(2007年)、寺迫ちょうちょ大橋(2013年)) - 土木学会田中賞(論文部門)
(「超高強度繊維補強コンクリートを用いた新しいウエブ構造を有する箱桁橋に関する研究」(2010年)) - フランス土木工学会 アルバート・カコー賞(2022年)
【土木学会賞とは】
公益社団法人土木学会が土木工学または土木事業に関して、著しい貢献をしたものに対して授与するものです。同学会創立後6年目の1920(大正9)年に「土木賞」として創設されて以来、100余年の伝統に基づく権威ある表彰制度です。
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