平成21年度土木技術発表会を開催
― 高品質化技術によりさらなる飛躍をめざして ―
三井住友建設株式会社(東京都新宿区西新宿7-5-25 社長 五十嵐 久也)は平成21年12月4日、中野坂上オフィスにおいて「平成21年度土木技術発表会」を開催いたしました。
本発表会は、土木技術の蓄積・共有化・伝承を目的として、優れた技術力により特段の成果を挙げ、社内表彰制度である社長賞表彰の優秀技術賞、優秀設計賞、優秀工事賞、特別賞を受賞した全17件の技術についての報告を行いました。また、本社主催の橋梁高品質化委員会、技術開発委員会、特に今年度は、1%利益向上のためのモデル現場を加えた活動報告により、最前線の情報を全国に一斉展開しました。
五十嵐社長は、『本支店、現場が一体となって発信される技術が企業の技術力を決定する。政権交代で来期の受注競争も厳しい混戦状態が予想される中、常に技術的優位性を持って勝ち取っていくことこそ重要である。』と出席者に向けた訓示を述べました。則久副社長は、昨今の建設業界に向けられた厳しい評価に対しては、『今まで以上に施工プロセスに最大の力を注ぎ、技術的改善等、知恵を駆使し、協力業者との連携を密にして、安全に高品質な社会資本を期限内に提供することで当社の姿勢を示すことが大切である。』と挨拶。また、当社の土木技術開発について、黒﨑技術研究開発本部長が『事業環境がめまぐるしく変化する中、技術開発のプロセスは、スピード感をモットーに進めている。』と述べました。
発表会は、社内のテレビ会議システムを活用して全国8拠点を結び、約200名が参加しました。発表後は、活発な質疑応答も行われ、発表者のコミニュケーションスキル向上にも絶大な効果がありました。
最後に熊谷土木本部長が、関係者全員の労をねぎらったうえで『土木部門は厳しい環境にあるが、受注、完工、利益の目標すべての達成は、本日の発表に見られるような改善を前向きに実施することにより達成される。本日の発表内容を支店、現場に展開し、明日から新たな気持ちで前向きな工夫、改善に取り組んでほしい。』と締めくくり、盛況のうちに閉会しました。
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リリースに記載している情報は発表時のものです。
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