"円筒形構造物形状管理システム(3D-SYLIMAS)"を実用化

― 3次元レーザー計測を鉄道構造物の精度管理に適用 ―

三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 則久 芳行)は、鉄道などに設置されるRC(鉄筋コンクリート)スノーシェルターの内空形状を3次元レーザーにより計測し、精度の高い出来形管理や建築限界管理を行う "円筒形構造物形状管理システム(3D-SYLIMAS)"を開発しました。

本システムを、独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 発注の北陸新幹線 上越・糸魚川地区(PCけた)工事におけるRCスノーシェルター付きPC下路桁の出来形管理に適用し、初期の目的を達成しました。

今後は、本システムを鉄道構造物の精度管理システムとして導入し、施工プロセスにおける高品質化を推進するとともに、維持管理の合理化に向けて技術提案を行っていく方針です。

■ 3D-SYLIMAS とは

鉄道などに設置されるRCスノーシェルターの内空形状を3次元レーザースキャナーで計測し、精度の高い出来形管理や建築限界管理を短時間で行うことができるシステムです。

SYLIMAS(シリマス)は、Shape of cYLInder structure MAnagement System の略称です。

 

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リリースに記載している情報は発表時のものです。

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