東京倉庫の免震3号倉庫が竣工
― 倉庫内作業者と保管貨物の安全を確保 ―
三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 則久 芳行)が、免震構法とミック構法を組み合わせて建設を進めていた、東京倉庫株式会社発注の免震倉庫・3号倉庫が竣工しました。
この3号倉庫は"杭頭免震構法"と、柱を鉄筋コンクリート造、梁を鉄骨造とする"ミック構法"を組み合わせて適用し、安全性・経済性・短工期を実現した"免震倉庫"です。
当社では、倉庫内で作業する人々の生命および保管貨物の安全を確保することのできる新時代の"免震倉庫"を、今後も積極的に提案していきます。
所在地 : 東京都品川区勝島 |
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■ 東京倉庫3号倉庫に適用した"杭頭免震構法"
東京倉庫3号倉庫に適用した免震構法は、杭頭に回転機構付きすべり支承と積層ゴムによる免震装置をセットした"杭頭免震構法"です。従来の基礎免震構法で必要だった二重基礎が不要でコストダウンが図れることが特徴であり、最大で70cmまで杭頭免震装置が可動するメカニズムにより地震の揺れを5分の1に抑えます。
また、東京倉庫の2号倉庫は、2005年に今回の3号倉庫と同様な免震倉庫として、当社の設計施工により建設され使用に供されていましたが、3月11日の東日本大震災においても荷崩れが一切なく、その免震効果が確認されました。
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