開放感あふれる新構法"SuKKiT 3"が首都圏以外で初めて適用
― 梁のない開口部で高さ2.2mのハイサッシを実現 ―
三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 則久 芳行)が開発した、開放感あふれる住空間を合理的に実現できる新構法"SuKKiT 3 フリーノンビーム"が、首都圏以外で建設されるマンションに初めて適用されました。
"SuKKiT 3"は、バルコニー側サッシ上部の大梁をなくし、建物耐力上バランスのとれた最小限のグリッドフレームを建物外側に組み込むことにより、開放的で自由度の高い住空間や特徴ある外観デザインを創造できる新構法です。
"SuKKiT 3"が適用されたマンションは、福岡市中央区に建設される地上14階建て総戸数139戸の賃貸マンションです。 "SuKKiT 3"が土地の有効活用を進めているオーナーに高く評価され採用に至ったもので、2013年3月に竣工の予定です。
当社は、マンション供給26万戸の実績を活かし、快適で暮らしやすいマンションづくりを今後も"SuKKiTシリーズ"を中心に進めていく計画です。
SuKKiT 3の構造イメージ
■ "SuKKiT 3" とは
SuKKiT(スキット)シリーズは、開放感や自由度といった付加価値をもつ住空間を、これまでと変わらないコストで実現できる中高層マンション向けの新構法で、SuKKiT 1(トリプルフラットビーム)、SuKKiT 2(ダブルノンビーム)、SuKKiT 3(フリーノンビーム)をはじめ多数のバリエーションがあります。このSuKKiTは、Sumai(すまい)・Kaiteki(快適)・Kirei(きれい)・Technology(テクノロジー)の頭文字をとった登録商標です。
このたび適用されたSuKKiT 3(フリーノンビーム)は、バルコニー側サッシ上部の大梁をなくし、建物耐力上バランスのとれた最小限のグリッドフレームを建物外側に組み込むことにより、開放的で構造フレームに制約されない自由度の高い住空間や、グリッドフレームをアクセントとした特徴ある外観デザインを創造できる新構法で(2009年10月28日リリース)、横浜市港北区で建設中の分譲マンションに初めて適用されました(2011年11月16日リリース)。
■ "SuKKiT 3"が適用されたマンションの概要
工事名:ルキシア薬院新築工事
建築主:株式会社トーハン
所在地:福岡市中央区白金1丁目
延床面積:7,062.88m²
構造規模:鉄筋コンクリート造 地上14階建て 総戸数139戸
設 計:三井住友建設株式会社九州支店一級建築士事務所
施 工:三井住友建設株式会社九州支店
工 期:2012年1月~2013年3月(予定)
ルキシア薬院の外観イメージ
断面図 |
平面図 |
■ 今後の展開
SuKKiTシリーズは、既成市街地や郊外開発地域でもっとも需要の多い中高層集合住宅をターゲットとして住空間を提案するものです。当社は、マンション供給26万戸の実績を活かし、このSuKKiTシリーズを中心として、今後も快適で暮らしやすいマンションづくりを進めていきます。
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