三井住友建設、初の自社開発太陽光発電所の建設に着手

― 佐賀県吉野ヶ里町の自社工場内に1メガワット ―

三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 則久 芳行)は、自社事業としては初となる太陽光発電所の建設に着手し、5月24日、現地にて安全祈願祭を執り行いました。これは、佐賀県神埼郡吉野ヶ里町に保有する自社工場(三田川PC工場)敷地内の未利用地約13,000m²を活用し、出力約1,000kWの太陽光発電所を建設するもので、年間発電量は約127万kWhを見込んでいます。今後、本格的な工事に着手し、本年10月末の運転開始を目指します。


鎌入れをする取締役専務執行役員 新井土木本部長
鍬入れをする緒方九州支店長
鍬入れをする緒方九州支店長

 

■ 経緯

三井住友建設株式会社は、昨年5月に公表した「第4次中期経営計画 2013-2015」において、収益基盤の重層化を目的とした事業の多角化を進めることとし、その一環として、再生可能エネルギー発電事業への参入を掲げました。本事業は、この方針に基づき検討を進めてきた事業のひとつで、完成すれば当社が運営する初の太陽光発電所となります。

また、当社では、平成23年度に環境ビジョン「Green Challenge 2020」を策定し、その達成に向けて全社的な環境活動を推進しているところですが、当事業は、その一環としても位置付けられるものです。

 

■ 設備概要

  • 施設名称:(吉野ヶ里)三田川太陽光発電所
  • 設置場所:佐賀県神埼郡吉野ヶ里町吉田2810ほか(三井住友建設(株)三田川PC工場内)
  • 敷地面積:工場敷地約34,900㎡のうち、約13,000m²を利用
  • 発電出力:1,099kW(シリコン多結晶系太陽電池 250W×4,396枚)
  • 想定年間発電量:127万kW
  • 完成および運転開始予定時期:平成26年10月末

 

■ 今後の展開

三井住友建設では、当該施設の建設・運転を通して、太陽光発電所の建設から運転までの技術、ノウハウを習得し、関連分野における営業活動に活かす予定です。

また、引き続き自社事業としての再生可能エネルギー発電所の開発を進め、建設事業以外の安定的な収益を確保することで、収益基盤の重層化を図る方針です。

 

<お問い合わせ先>

三井住友建設広報室【お問い合わせフォーム】

リリースに記載している情報は発表時のものです。

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