技術本部を新設し、土木・建築のコラボレーションを推進

― 技術戦略立案、技術開発推進、人材育成 ―

三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 則久 芳行)は、2015年4月1日付で技術本部を新設します。国内・海外の市場構造の大きな変化に柔軟に対応し、社会の期待に確実に応えられる企業であり続けるため、技術戦略立案、技術開発において土木技術・建築技術をコラボレーションした技術本部を新設し推進してまいります。

■ 技術本部の誕生

当社は、確かな技術に支えられた特色ある成長企業を目指しています。国内の建設市場は、人口減少社会の中で成長余力は多くを見込めません。今後は維持管理時代が到来し、市場構造は大きく変わっていきます。一方で、国内市場の変質に伴い、建設業の海外市場へのシフトは今後より一層加速していきます。

このような市場構造の大きな変化が予見される中、当社は、技術開発や現業技術支援における土木・建築のコラボレーションの推進により、かかる変化に柔軟に対応していくために、技術本部を新設することにしました。

技術本部は、土木・建築が融合した開発体制・現業技術支援を通じて、予測される市場構造の変化に応じた技術戦略を立案し、中長期的な視点を持って技術開発に取り組むことや、労働力不足や環境保全対策等の直面する社会的課題に対して技術的な解決策を提供すること、また、広い視野と専門知識を蓄えた人材を育成することを目的として設置します。

 

■ 技術本部は技術戦略立案、技術開発推進、人材育成の場

技術本部は、技術企画部、第1~3技術部、技術研究所から構成されます。

技術企画部は、主に技術戦略を企画・立案し、技術研究所は、要素技術の研究開発を推進していきます。第1~3技術部は、土木・建築にまたがる共通の技術開発テーマに取り組むことを通じ、土建技術の融合を図ります。具体的にはプレファブ化やICTにより生産性を向上させる技術、環境エネルギーや維持管理ビジネスのための技術などを技術戦略の根幹として取り組む予定です。また、異業種・外部機関とのコラボレーションを推進することで、技術開発のイノベーションの実現を期待しています。

一方、人材育成の観点では、技術開発や現業技術支援を通じて、幅広い知識や経験を持ちつつ、さらに専門技術をリードしていける設計、施工、コスト、技術に通じた人材の育成を目指しています。

 

<お問い合わせ先>

三井住友建設広報室【お問い合わせフォーム】

リリースに記載している情報は発表時のものです。

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