ミャンマー 大学施設拡充工事の受注
― ヤンゴン工科大学拡充計画 ―
三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 新井 英雄)は、ミャンマー連邦共和国での大学施設拡充工事を受注し、正式に契約認証作業が終了しました。
この工事は、経済発展著しいミャンマーの、工科系大学の最高学府であるヤンゴン工科大学の施設拡充工事です。近年、工業化が進むミャンマーでは、政府が工科系トップ大学であるヤンゴン工科大学を、実践力を備えた高度な工学系人材育成の中核拠点と位置付け、質の高い教育を目指していますが、教育・研究用の機材・施設が不足しています。そこで日本政府が、施設整備による教育・研究環境の改善を図り、無償資金援助(ODA)により今回実施されるものです。
当社は2013年にヤンゴン事務所を開設し、東南アジアでの新たな市場としてミャンマーでの営業に注力しており、今回、ODA案件の受注に至りました。日本政府からのミャンマー向け政府開発援助は円借款・無償を合わせて1500億円に上るとされ、主に、インフラ整備の支援となっています。土木、建築の様々なODA工事案件を受注、施工して行くことと併せて、今後、増加が見込まれる日系企業進出時における生産施設等の建設工事を請け負うことで、更なる安定的市場を目指すとともに、ミャンマーの経済発展に貢献していきます。
完成予想図 研究棟 |
契約調印式 ミャンマー科学技術省技術振興調整局ノーニー副局長と、 当社辻国際支店長 |
■ 案件概要
工事名称 | ヤンゴン工科大学拡充計画 |
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発注者 | ミャンマー連邦共和国科学技術省 |
コンサルタント | インテムコンサルティング株式会社・山下設計株式会社 コンソーシアム |
請負金額 | 787,800,000円 |
工期 | 14カ月 |
施工場所 | ヤンゴン市インセイン郡区 |
工事概要 | 現在の大学キャンパス、校舎は1960年初頭から使用されており今回、同敷地内に、新たに試験棟および研究棟を建設するもの(設備工事・外構工事共)。 ① 実験棟 RC造3階建 延床面積 約1600m2 ② 研究棟 RC造5階建 延床面積 約1400m2 |
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