PFI手法を参考にしたDBO方式による全国初の合流式ポンプ場事業に参画
─「宇部市公共下水道玉川ポンプ場事業」に関する契約を代表企業として締結 ─
三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 新井 英雄)を代表企業とする民間企業グループ(以下、「コンソーシアム」)(※1)は、この度、山口県宇部市との間で「宇部市公共下水道玉川ポンプ場事業」(以下、「本事業」)に関する契約を締結しました。
(※1) コンソーシアム:
三井住友建設株式会社(代表企業)、株式会社クボタ、東芝インフラシステムズ株式会社、日本水工設計株式会社、クボタ環境サービス株式会社
【宇部市玉川ポンプ場のイメージ図】
宇部市の公共下水道は事業着手から70年近く経過しており、施設や管渠(排水路)の老朽化が進んでいます。
本事業は、既設の栄川ポンプ場(昭和32年供用開始)と鵜の島ポンプ場(昭和42年供用開始)の老朽化にともない両ポンプ場を廃止し、それらの機能を統合して新たに玉川ポンプ場を整備するものです。本事業は合流式ポンプ場(※2)整備案件としては全国初のDBO方式(※3)による事例となります。
民間の技術力やノウハウを活用することで、事業費のコスト削減や、質の高い公共サービスの提供が期待されており、社会インフラの適切な維持管理の実現を目指し、コンソーシアムの代表企業として円滑な業務推進に取り組んでまいります。
(※2) 合流式ポンプ場:
汚水と雨水の排除機能を持つポンプ場。
(※3) DBO方式:
民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(PFI法)に基づく調達手続きを参考に、施設の設計・建設から維持管理業務を一体的に行う事業方式。
■ 本事業の概要
事業名 | 宇部市公共下水道玉川ポンプ場事業 |
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事業内容 | 玉川ポンプ場及び合流幹線管渠の設計及び建設 栄川ポンプ場及び鵜の島ポンプ場の撤去 玉川ポンプ場の維持管理 |
事業期間 | 平成29年10月~平成56年3月 設計・建設期間 平成29年10月~平成37年11月 維持管理期間 平成36年4月~平成56年3月 |
事業方式 | DBO方式(Design Build Operate) |
施設能力 | 計画水量:22.245m3/秒 |
契約金額 | 約165億円 |
構成員 | 三井住友建設株式会社(代表企業) 株式会社クボタ、東芝インフラシステムズ株式会社、日本水工設計株式会社、クボタ環境サービス株式会社 |
当社の役割 | コンソーシアムの代表企業として業務の取りまとめを行います。 工事請負契約に基づき栄川ポンプ場・鵜の島ポンプ場の機能を統合する玉川ポンプ場と合流幹線管渠の新設を行います。 |
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