当社2件目となる自社水上太陽光発電所の建設に着手

―農業用ため池を利用して2,822kWを出力―

三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 新井 英雄)は、自社開発した水上太陽光発電用フロートシステム「PuKaTTo(プカット)」を使用した太陽光発電所運営事業(自社事業)に着手し、 7月23日に安全祈願祭を執り行いました。これは、香川県木田郡三木町の農業用ため池を利用し、水上太陽光発電用フロート約9,400枚(パネル設置面積約28,600m²)を設置し、出力2,822kWの水上太陽光発電所を建設するものです。年間発電量は約330万kWhを見込んでおり、固定価格買取制度(FIT)を活用して全量を売電します。
今回の事業は、「平木尾池水上太陽光発電所(※)」(香川県木田郡三木町)に続く、水上太陽光発電所運営事業となります。

(※) 自社開発の水上太陽光フロートシステムを用いた太陽光発電所が完成 (2017年11月15日リリース)

 

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【完成イメージ図】

 

■ 施設概要

施設名称 : 女井間(めいま)池水上太陽光発電所
設置場所 : 香川県木田郡三木町池戸1237、井上250 女井間池(農業用ため池)
事業者  : 三井住友建設株式会社(自社運営事業)
発電出力 : 2,822kW(パネル出力)(パネル設置面積 約28,600m²)
想定年間発電量 : 330万kWh
完成および運転開始予定時期 : 2019年12月(事業期間20年間)

 

■ これまでの経緯

当社の水上太陽光発電への取り組みは、2014年に香川県農政水産部農村整備課より委託されたフロートを用いたため池での太陽光発電の実証実験から始まりました。その後、2015年に水上太陽光発電用フロートを自社開発して販売を開始、2017年に海外でのフロートシステムの販売強化に向け、台湾に現地法人となる「台湾三住建股份有限公司(SMCC Taiwan CO.,Ltd,)」を設立しました。これまでに国内5件(うち、施工中1件)、海外3件(うち、台湾2件)の採用実績があります。



■ 今後の展開

当社は「中期経営計画2019-2021」における基本方針の1つとして、『事業領域の拡大』を掲げています。再生可能エネルギー事業を中心とした新規事業の拡大を実現するため、自社発電事業を推進してまいります。
加えて、当社が経営理念として掲げる「地球環境への貢献」の一環として、本事業を通じて地球温暖化対策(CO2排出削減)に貢献してまいります。

<お問い合わせ先>

三井住友建設広報室【お問い合わせフォーム】

リリースに記載している情報は発表時のものです。

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