自由な建物形状を実現したタワー型マンション「プラウド代官山フロント」
― 合理的な構造フレームと理想的な住戸プランを両立する「SuKKiT AmeVa」を初採用 ―
野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:宮嶋 誠一)と三井住友建設株式会社(本社:東京都中央区/代表取締役社長:新井 英雄)は、東京都渋谷区で建設される分譲マンション「プラウド代官山フロント」において、様々な敷地条件に適応可能なタワー型マンション構法「SuKKiT AmeVa(スキット アミーバ)」(※1)を実案件として初めて採用しました。
この構法は、三井住友建設のオリジナルの集合住宅設計システム「SuKKiT(スキット)」(※2)の技術を応用、発展させたもので、「自由な建物形状」と「柱・梁の無い住空間」により、形態制限の厳しい都市部の立地などにおいて、自由度が高く構造フレームに制約されない住戸プランニングを実現します。
(※1) 三井住友建設の特許技術。
(※2) 「2015年度グッドデザイン賞」受賞。
【「プラウド代官山フロント」の外観イメージ】
■ 工事概要
事業主:野村不動産株式会社
所在地:東京都渋谷区
延床面積:約11,098㎡(約3,357坪)
構造規模 : 鉄筋コンクリート造 地上12階 地下1階 総戸数75戸(予定)
設計:三井住友建設株式会社一級建築士事務所
施工:三井住友建設株式会社
竣工:2021年2月(予定)
■「SuKKiT AmeVa」の特徴
本構法は、外形が30m×30m程度、高さは15階程度までの都市型ハイグレードマンションに適しています。通常の柱と梁に加えて耐震壁を配置し構造要素を集中させた建物中央部(コア部)と外周部のフレームで構成され、「自由な建物形状」と「柱・梁の無い住空間」を実現します。
[1] 計画地の形態制限に沿う自由度の高い平面形状
都市部の形態制限の厳しい敷地などにおいて、フレキシブルな外周フレームにより敷地の形態制限に合わせた建物形状とすることで、合理的な建物ボリュームの最大化が可能となります。
[2] 住戸を横断する梁のないスッキリとした居住空間
複雑な形状の建物の場合、住戸の形状も複雑化し住戸プランニングの難易度も上昇します。本構法は住戸を横断する梁を必要としないため、複雑な住戸形状においても天井に梁型のないスッキリとした居住空間を形成します。また、構造フレームを気にすることなく、住戸規模の設定も可能です。
■ 今後の展開
野村不動産の住宅事業は、マーケットの変化やニーズの多様化に応え、「多機能でサステナブルな街づくりの提供」「顧客ニーズの多様化に応える良質な住まいの提供」「安心・安全な暮らしを支え続けるサービスの提供」を今後も目指してまいります。
三井住友建設は、「SuKKiT AmeVa」を再開発案件など都市部の様々な立地環境に対応しながら経済性も両立する商品として、今後も首都圏を中心とした全国都市部でのマンション開発案件に、積極的に提案を進めていく計画です。引き続き、SuKKiTシリーズを中心とした安全・安心・快適なすまいづくりを目指してまいります。
<お問い合わせ先>
リリースに記載している情報は発表時のものです。