「令和元年度 土木学会賞」を受賞
―田中賞(作品部門/改築)、国際活動奨励賞など計6件―
三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 新井 英雄)は、5月14日に発表された「令和元年度 土木学会賞」において、田中賞(作品部門/改築)、国際活動奨励賞など計6件を受賞しました。
■ 田中賞(作品部門/改築)
錐ヶ瀧橋の拡幅
企業者: 中日本高速道路(株)名古屋支社
設計者: (株)日本構造橋梁研究所、三井住友建設(株)
施工者: 三井住友建設(株)
所在地: 三重県亀山市
構造形式: (上部構造)PCラーメン箱桁橋 (下部構造)PC柱式橋脚(深礎基礎)
橋長: (上り線・中橋梁)327.0m (上り線・東橋梁)445.0m (下り線・中橋梁)500.0m (下り線・東橋梁)375.0m
本工事は、2019年12月に開通した名古屋・伊勢ランプウェイとの接続に必要な車線数確保のため、隣接する新名神高速道路の錐ヶ瀧橋を拡幅する工事です。重交通路線のため施工中も供用2車線を確保する必要があり、橋面上の施工ヤードが狭く重機を配置できないため、専用の壁高欄撤去作業車と床版施工作業車を使用して拡幅を行いました。拡幅時に主桁を補強するためのPC鋼材の配置では、建設当時に想定していなかった課題がありましたが、新開発された太径ECFシングルストランド、超高性能繊維補強セメント系複合材料製の外ケーブル定着体などの高耐久・高強度な材料を使用することで課題を解決して施工を行いました。
■ 国際活動奨励賞
安達 剛(当社国際支店ミャンマー連邦共和国バゴー橋作業所副所長)
■ その他の受賞(4件)
- 技術賞(Ⅰグループ)
フィルダム建設へのICT実装によるi-Construction推進加速 -大分川ダム建設事業- - 技術賞(Ⅱグループ)
ジャカルタ都市高速鉄道事業(MRT南北線フェーズ1)
東京電力福島第一原子力発電所事故により放出された放射性物質汚染の除染事業 - 田中賞(作品部門/新設)
菰野第二高架橋
【土木学会賞とは】
公益社団法人土木学会が土木工学または土木事業に関して、著しい貢献をしたものに対して授与するものです。同学会創立後6年目の1920(大正9)年に「土木賞」として創設されて以来、90余年の伝統に基づく権威ある表彰制度です。
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三井住友建設株式会社
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広報室 平田 豊彦
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