日建連表彰2020（土木賞・BCS賞）を受賞
三井住友建設株式会社（東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 新井 英雄）は、12月22日に発表された「日建連表彰2020」において、「土木賞」と「BCS賞」をそれぞれ受賞しました。
■ 第1回土木賞
工種：橋梁
所在地：岩手県久慈市
発注者：東北地方整備局三陸国道事務所
設計者：復建技術コンサルタント
施工者：三井住友・安部日鋼・日本ピーエス特定建設工事JV
着工年月：2016年4月
竣工年月：2018年9月
《橋梁工事における生産性向上「i-Bridge」を実施》
橋長497ｍのPC７径間連続ラーメン箱桁橋です。いち早く「i-Bridge」を導入し、拡張現実（AR）や全球測位衛星システム等を用いて、測量や検査などにおける省人化を推進しました。ICTによって出来形・品質管理のみならず、省力化・安全性の向上などに成果を上げ、施工プロセスの改善と土木技術の発展に寄与しました。
【土木賞とは】
土木分野のプロジェクト・構造物の事業企画、計画・設計、施工、環境及び維持管理等に関する総合評価に基づいて選考され、施工プロセスに貢献した施工者団体を表彰する制度で、2020年から新たに始まりました。この制度によって、良好な土木資産を創出し、わが国の国民生活と産業活動の基盤の充実に寄与することが期待されています。
■ 第61回BCS賞
所在地：福島県須賀川市中町4-1
敷地面積：7,723m²
建築面積：4,876m²
延床面積：13,698m²
階数：地上5階、地下1階
構造：鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
建築主：須賀川市
設計者：株式会社 石本建築事務所、株式会社 畝森泰行建築設計事務所
施工者：三井住友建設株式会社、三柏工業株式会社
竣工日：2018年7月31日
《市民ワークショップで培った交流機能の融合》
東日本大震災に奪われたまちの賑わいの再生をめざし、図書館、公民館、子育て支援などの機能を融合させました。「まなぶ」「つくる」「あそぶ」などの活動テーマに関連づけた図書の配架など、交流を誘発する楽しい仕掛けにあふれています。
【BCS賞とは】
「優秀な建築物を作り出すためには、デザインだけでなく施工技術も重要であり、建築主、設計者、施工者の三者による理解と協力が必要である」という建築業協会（現日本建設業連合会）初代理事長竹中藤右衛門の発意により昭和35年（1960年）に創設されました。以後、わが国の良好な建築資産の創出を図り、文化の進展と地球環境保全を寄与することを目的に毎年、国内の優秀な建築作品の表彰が行われています。
<お問い合わせ先>
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三井住友建設株式会社
〒104-0051 東京都中央区佃二丁目1番6号
広報室 平田 豊彦
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