2022年度入社式 社長メッセージ

当社は、4月1日(金)に本店(東京都中央区)で入社式を執り行いました。

近藤社長からのメッセージ(要旨)は以下のとおりです。

 

<社長メッセージ(要旨)>

 

本日ここに、118名の新入社員の皆さんを三井住友建設の新しい仲間として迎えることができ、たいへん嬉しく思います。

皆さんは、今日、社会人として、そして三井住友建設の社員として、新たな一歩を踏み出しました。この2年間は、コロナ禍の中での学生生活であり、不自由や不安を抱えながら、社会人としてのスタートを切った人も多いかもしれません。そんな皆さんの気持ちに寄り添い、未来に向けて成長の階段を一段ずつ昇っていく皆さんを、三井住友建設の社員が一丸となってサポートしていきたいと考えています。

本日は、社会人としての人生を歩み始めた皆さんに、「心がけてほしいこと」を3つ、お話したいと思います。

1つ目は、「日々、学び続ける習慣を身につけてほしい」ということです。

皆さんは、学生時代もしっかり勉強して、当社に入社されたことと思いますが、社会人になってからの勉強はもっと大切です。覚えなければならないことは山のようにあります。会社の規則やルール、専門知識や、時には業務に必要な資格を取るためなど、勉強しなくてはならないことは無限にあります。当然のことながら、社会人としての一般常識や、語学力も必要です。会社に入ったばかりの頃は、慣れない職場環境などに疲れて、家に帰ったらすぐに休みたいと思うかもしれません。それでも、1日最低30分でも、自分の成長のために、学びの時間を作ってほしいと思っています。そしてそれを、ぜひ習慣づけてほしいと思います。「真面目にコツコツと、日々学び続ける」、こうした習慣は、出来るだけ早いうちに身につけ、勉強すること、成長することが、自分自身の楽しみになってほしいと思っています。それが、ひいては仕事においても必ずや、大きな成果をもたらすものになっていくからです。

2つ目は、「周囲の人へ思いやりの気持ちを持ってほしい」ということです。建設業は多くの人々が協力し合って、はじめて成立する仕事です。現場では、当社の社員だけではなく、協力会社の方々も関わっています。社内においても、1つの部門だけで完結できる仕事などなく、多くの部署が関わって仕事を進めていきます。そこで、重要なのは、お互いの信頼関係であり、お互いを思いやり、尊重することです。「自分さえよければそれでいい」という考えではなく、一つ目に申し上げた「日々、学び続けること」も、自分のためだけではなく、まわりの人のためにも発揮できるよう、お互いを思う心を大切にし、信頼関係をしっかりと築いてほしいと思っています。

3つ目は、「当事者意識をもって自発的に行動する」ということです。建設業の仕事は常に危険と隣り合わせです。一つの判断の誤りが命に直結することも皆無ではありません。現場の仕事のみならず、業務を行う中で、何かおかしいという疑問や不安を抱えたときは、ためらわず、まわりの人や上司に伝えること、また自信をもって進められると思ったことは、積極的に取り組むなど、どんなことも自発的に行動してほしいと思っています。そして会社の業務の一つ一つに対して当事者意識を持ち、「自分事」と捉えて、日々の業務にあたってほしいと思っています。

以上、「心掛けてほしい」3つのことを申し上げました。

しかし、何よりも、自分の仕事に自信と誇りを持ってほしいというのが、社長である私の願いです。

建設業は、ビルや住宅といった人々の生活に欠かせないものや、橋やトンネルといった生活基盤をつくるインフラ事業、また、地震などの災害から人々の命を守るための工事など、社会に貢献する仕事をたくさん行っています。

私たちの仕事が「人々を支える」、そんな意識で、自信と誇りを持ち、前向きに仕事に取り組んでほしいと願っています。

当社は、三井グループ、住友グループの唯一の総合建設会社として、伝統ある事業精神を受け継ぎ、業界トップクラスのPC橋梁、超高層マンションをはじめ、これまで数多くの構造物をつくりあげてきました。また、その事業範囲は、国内のみならず、東南アジアを中心とした海外でも積極的に展開しています。これから皆さんが活躍する場は数多く用意されています。当社にとって、一番の財産である「社員の皆さん」の幸せなくして、会社の成長はありません。皆さんが三井住友建設の一員として、未来に向けて、一歩一歩、着実に成長することを期待しています。

以 上

<お問い合わせ先>

三井住友建設広報室【お問い合わせフォーム】

リリースに記載している情報は発表時のものです。

一覧ページへ