2023年度入社式 社長メッセージ

当社は、4月3日(月)に本店(東京都中央区)で入社式を執り行いました。

近藤社長からのメッセージ(要旨)は以下のとおりです。

<社長メッセージ(要旨)>

本日ここに、117名の皆さんを、三井住友建設の新しい仲間に迎えることができ、とても嬉しく思います。会社を代表して、心よりお慶び申し上げます。

皆さんは、今日から社会人として、そして三井住友建設の社員として、新たな一歩を踏み出しました。皆さんの大学生活の大半は、コロナ禍の下、想像していた学生生活とは少し違った、と思われた人も多いかもしれません。それでも、様々な制約の中で、学業を修め、立派に社会人としてのスタートを切ることができたことに、ぜひ自信を持って頂きたいと思っています。これから、未来に向けて、成長の階段を一つずつ昇っていく皆さんを、三井住友建設の社員が、一丸となってサポートしてまいります。

さて、今日から社会人として、そして三井住友建設の社員として、新たな一歩を踏みだす皆さんに、社会人の先輩として、私から皆さんへ、心がけてほしいことを、3つお話ししたいと思います。

一つ目は、「今日を、社会人としてのスタートの日とし、気持ちをリセットする」ということです。

皆さんの学生生活は、コロナ禍の下で、達成できたこと、出来なかったこと、色々あったと思います。今日、社会人としてのスタートを切るにあたり、全員が同じスタートに立ったということを、ぜひ考えてみてほしいと思っています。学生生活が思うようにいかないことがあったとしても、それにとらわれて自信を無くすのではなく、また達成感のある学生生活であった人も、それに甘んじることなく、今日をリスタートの日として、気持ちを入れ替えてほしいと思っています。それは決して、これまでのことが無駄になるということではありません。経験は価値あるものです。皆さんがこれまで経験されてきたこと、その中で抱いた様々な思いは、自分自身の中にしっかりと蓄えておきながら、今日から新しい毎日が始まる、ということに、気持ちを切り替え、いつも前を向いて、仕事に取り組んでほしいと思っています。

二つ目は、「仲間を大切にする」ということです。

建設業は多くの人が協力し合って、はじめて成立する仕事です。現場では、当社の社員だけではなく、協力会社の方々も関わっています。

社内においても、1つの部門だけで、完結できる仕事などなく、多くの部署が関わって、仕事を進めていきます。そこで、重要なのは、お互いの信頼関係であり、お互いを思いやり、尊重することです。「自分さえよければそれでいい」という考えではなく、お互いを思う心を大事にし、信頼関係をしっかりと築いてほしいと思っています。

三つ目は、「人としての成長を目指してほしい」ということです。

今年の年頭挨拶で、私は、会社というのは、社員一人ひとりが、充実した人生を送るために、それをお手伝いする」役割がある、と申し上げました。

「会社のために、社員一人ひとりがいる」のではなく、「社員一人ひとりのために、会社がある」ということです。私が理想とする会社像は、「社員が当社で働くことの幸せを実感できる会社」であり、「会社は社員や関係者が幸せになるために存在している」と考えています。皆さんは、学生時代もしっかり勉強して、当社に入社されたことと思いますが、社会人となったこれからこそ、自分の成長のために、学びの時間を作ってほしいと思っています。そしてそれを、ぜひ習慣づけてほしいと思います。会社は、皆さんの成長と喜びを、実感できるお手伝いをして参りますので、人としての成長を目指し、日々努力を重ねてほしいと思っています。

以上、「心掛けてほしい」3つのことを申し上げました。

しかし、何よりも、自分の仕事に、自信と誇りを持ってほしいというのが、社長である私の願いです。建設業は、ビルや住宅といった人々の生活に欠かせないものや、橋やトンネルといった生活基盤をつくるインフラ事業、また、地震や豪雨などの災害から人々の命を守るための工事など、社会に貢献する仕事をたくさん行っています。私たちの仕事が「人々を支える」、そんな意識で、自信と誇りを持ち、前向きに仕事に取り組んでほしいと願っています。

最後になりますが、今日、ここに集まった同期117名は、一生の財産になります。同期を初めとする、仲間を大切に、三井住友建設の一員として、一人ひとりが幸せを感じ、未来に向けて、一歩一歩、着実に成長することを期待しています。

以 上

<お問い合わせ先>

三井住友建設広報室【お問い合わせフォーム】

リリースに記載している情報は発表時のものです。

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