ロックボルトの間隔を計測するシステムの販売開始
― デプスカメラの活用で検測作業を半減させ、安全性が大幅に向上 ―
当社と株式会社日立ソリューションズで共同開発したロックボルト(※1) の間隔を計測するシステムを、4月13日より販売を開始(※2,3) しました。
本システムは、両社が共同開発した鉄筋出来形自動検測システム「ラクカメラ®」(※4) に続くもので、汎用的なデプスカメラ(※5) を接続したタブレットでロックボルトが埋め込まれた壁面を写真撮影するだけで、ロックボルトの配置間隔を画像上で計測し帳票を出力できます。従来の検測方法に対して施工管理者が拘束される時間を2分の1に縮小でき、計測時に高所作業車や足場などを必要としないため、安全性が大幅に向上します。
(※1) トンネルや切土補強土等の工事における支保材の一種。ゆるみや脱落が予想される地山や岩塊を押さえつけるため、プレートを締め付けるためのボルトのこと。
(※2）高所作業車不要でタブレット活用によりロックボルトの間隔を計測するシステムを提供（株式会社日立ソリューションズ 2023年04月12日リリース）
(※3) 株式会社日立ソリューションズより「GeoMation ロックボルト配置間隔計測システム」として販売
(※4) 株式会社日立ソリューションズより「GeoMation 鉄筋出来形自動検測システム」として販売
(※5) 奥行きの情報を取得する深度センサーがついたカメラ
【システムを用いてロックボルトの間隔を計測する様子】
《参考リリース》
画像解析を活用してロックボルトの間隔を計測するシステムを開発（2022年12月20日）
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リリースに記載している情報は発表時のものです。