フィリピン共和国、ボランティア活動を通じた社会貢献の取り組み
当社は、フィリピン共和国で施工中の南北通勤鉄道事業（マロロス - ツツバン）CP2工区とマニラ首都圏地下鉄事業（フェーズ1）CP103工区において、献血活動と物資支援活動を実施しました。
《献血活動》
9月30日にフィリピン子供医療センター（Philippine Children's Medical Center、以下PCMC）とのパートナーシップによる献血活動を実施しました。
献血活動には、同工事に従事する当社の現地社員58名が参加し、PCMCが取り組む「小児がんの子どもたちを救う」献血活動に協力しました。採血された1人分の血液（450ml）は、最大3人の小児がんの子どもたちのために役立てられます。
南北通勤鉄道事業（マロロス - ツツバン）CP2工区に加え、同じくフィリピンで施工中のマニラ首都圏地下鉄事業（フェーズ1）CP103工区の2つの工事において、PCMCの献血活動に継続的に協力しており、今回で5回目（延べ372名が参加）となります。
7月にはPCMCから献血活動への協力に対する感謝として記念の盾を受け取りました。また、11月にはマニラ首都圏地下鉄事業（フェーズ1）CP103工区において6回目の献血活動を実施する予定です。
 【現場事務所で実施した献血活動の様子】 |
 【PCMCより授与された記念の盾】 |
《物資支援活動》
南北通勤鉄道事業（マロロス - ツツバン）CP2工区では、7月下旬に発生した台風5号および台風6号によってフィリピンで発生した大規模な水害に対し、物資支援を緊急実施しました。
同工事は、全長約14㎞にも及ぶ超大規模な工事の施工地や仮設ヤードは、5つの市(※) に所在しています。水害により一部道路は水没し、住居内にも浸水する被害が生じました。移動が困難な状況が続いて食料不足に陥った地域住民のために各市から支援の要請を受け、精米25トンを寄付しました。
(※) カルンピット市、バラグタス市、ギギント市、マロロス市、バリワグ市
【5つの市へ寄付した精米と搬入作業の様子】
【大規模な水害が発生した様子】
当社は、引き続きフィリピンを含む東南アジア各国の社会インフラ整備を通じた地域経済の発展に寄与するとともに、様々なボランティア活動による社会貢献を継続してまいります。
<お問い合わせ先>
本件についてのお問い合わせは、下記までお願いいたします。
三井住友建設株式会社
経営企画本部 広報室
〒104-0051 東京都中央区佃二丁目1番6号
TEL:03-4582-3015 FAX:03-4582-3204
【参考】
■ 南北通勤鉄道事業（マロロス - ツツバン）CP2工区
工事概要：
14㎞の鉄道高架橋と3つの駅舎（バラグタス駅、ギギント駅、マロロス駅）工事
〔関連リリース〕
フィリピン共和国、南北通勤鉄道事業工事の契約調印（2019年01月28日）
■ マニラ首都圏地下鉄事業（フェーズ1）CP103工区
工事概要：
工事延長約6.5kmの土木・建築、設備一式工事
2つの駅舎工事（アノナス駅、キャンプアギナルド駅）を含み、4つの各駅舎間を結ぶ上下線シールドトンネル区間総延長11.97km、内径6.1m
〔関連リリース〕
フィリピン共和国、マニラ首都圏地下鉄工事の起工式を開催（2023年03月02日）
