「ウッドデザイン賞2023」優秀賞(林野庁長官賞)を受賞
― 東海大学阿蘇くまもと臨空キャンパス食品加工教育実習棟 ―
当社は、12月6日に開催された「ウッドデザイン賞2023」表彰式において、当社施工の「東海大学阿蘇くまもと臨空キャンパス食品加工教育実習棟」が優秀賞(林野庁長官賞/ソーシャルデザイン部門)を受賞しました。
【東海大学阿蘇くまもと臨空キャンパス食品加工教育実習棟】
《施設概要》(※)
熊本地震で被災した農学部の移転計画である。学生、地域交流のための施設として、農産加工場等を計画し、それらをCLTと鉄骨のハイブリッド梁で構成した大屋根で覆っている。くり抜いたCLTも余さず使う「MOTTAINAI梁」と名付けたこの手法はCLTの特徴および木材の加工の容易さを活かしたものである。
《受賞の評価ポイント》(※)
くり抜いたCLTの意匠が建築全体にインパクトを与えており、CLTという建材を主役に見立てた独創的な取組である。芝生広場や半屋外空間は開放的で心地よい居場所となっている。普段、あまり建材を意識することのない来訪者や利用者にもCLTの可能性をアピールできる点がよい。
(※) ウッドデザイン賞 受賞作品データベース より
《ウッドデザイン賞》
一般社団法人日本ウッドデザイン協会が主催し、木で暮らしと社会を豊かにするモノ・コトを表彰して国内外に発信する顕彰制度です。2015年に創設され、今年で9回目となります。
【授与された表彰状】
<お問い合わせ先>
リリースに記載している情報は発表時のものです。