リアルタイム鉄筋出来形自動検測システムを実現場で導入開始

― 国土交通省/革新的技術導入・活用プロジェクト ―

三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 新井 英雄)は、株式会社日立ソリューションズ(東京都品川区東品川四丁目12番7号 取締役社長 星野 達朗)と共同開発したデプスカメラ(※1) を活用した 鉄筋出来形自動検測システム (※2) が、国土交通省の進める令和2年度「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト」に採択され、このたび試行現場において導入を開始しました。

(※1) 奥行きの情報を取得する深度センサーがついたカメラ

(※2) 特許出願済み、信憑性確認適合取得予定

 

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■ 採択対象技術と試行工事概要

(採択対象技術)

技術Ⅱ データを活用して土木工事における品質管理の高度化等を図る技術
コンソーシアム構成員 三井住友建設株式会社(代表者)
株式会社日立ソリューションズ

(試行工事概要)

工事名 平成30年度[第30-D6880-01号](国)473号橋梁改築
(地域連帯2A)地域高規格工事(3号橋上部工第2工区)
発注者 静岡県 島田土木工事事務所
施工者 三井住友建設株式会社
工期 平成30年10月12日~令和3年10月29日
工事場所 静岡県島田市菊川地内

 

■ 採択対象技術の詳細

本システムは、通常、デジタルカメラ等に使用され色彩を判別することが可能なRGB(Red Green Blue)カメラと、対象物までの距離を計測できるデプスカメラを活用したものです。2つのカメラで撮影した画像を合成することで、鉄筋径と配筋間隔の計測を行います。デプスカメラを利用することにより、RGBカメラだけでは判別が困難であった箇所においても、的確に対象の鉄筋を抽出して計測することが可能です。

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<お問い合わせ先>

本件についてのお問い合わせは、下記までお願いいたします。

三井住友建設株式会社
〒104-0051 東京都中央区佃二丁目1番6号
広報室 平田 豊彦
TEL:03-4582-3015 FAX:03-4582-3204

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