スリランカ、ケラニ河新橋(パッケージ2)が完成
― ケラニ河周辺地域の交通分散化と慢性的な交通渋滞が改善 ―
三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 近藤 重敏)は、2017年9月に契約調印したスリランカ民主社会主義共和国でのケラニ河新橋(パッケージ2)が完成し、11月24日に現地で開通式が挙行されました。
式典には、スリランカ側からはゴダバヤ・ラージャパクサ大統領、マヒンダ・ラージャパクサ首相、ジョンストン・フェルナンド 高速道路大臣、日本側から水越英明 在スリランカ日本国大使、山田哲也 JICAスリランカ事務所長らが出席されました。また、当社からは辻良樹 専務執行役員国際本部長らが出席しました。
【完成したケラニ河新橋建設事業(パッケージ2)】
完成したケラニ河新橋は、スリランカ国コロンボ市の北部に位置し、鋼製橋梁工区(パッケージ1)とエクストラ・ドーズド橋工区(パッケージ2)の約3㎞、6車線の高架橋区間を要する日本政府の有償資金協力(STEP事業)により実施されたプロジェクトです。
既存のケラニ橋は、同国第二の都市キャンディーへ通じる国道A01 号線、国際空港に通じる国道A03 号線などの4 本の幹線道路が1 箇所に集中する交通の要衝となっているため、特にコロンボ市内においては朝晩の通勤・通学時間帯を中心に、慢性的な渋滞が発生していました。
本橋の完成により、コロンボ市内の交通の分散化と慢性的な交通渋滞が改善し、同国の経済発展に大きく寄与することが期待されています。
左から:フェルナンド 高速道路大臣 |
左から:ラージャパクサ 大統領 |
【式典会場の様子】 |
左から2番目:ダルシカ 道路開発庁工事局長 |
■ 工事概要
工事名称 | ケラニ河新橋建設事業 パッケージ2 |
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発注者 | スリランカ民主社会主義共和国 高速道路省 道路開発庁 |
工事監理 | 株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル・株式会社片平エンジニアリング・Consulting Engineer and Architects Associated Pvt.Ltd.・Project Management Assosiate International Pvt.Ltd. 共同企業体 |
設計監理 | 同上 |
施工者 | 三井住友建設・サンケンコンストラクション共同企業体 |
請負金額 | 約69億円(JV総額) |
工期 | 2017年10月~2021年11月 |
施工場所 | コロンボ市内ペリアゴダ地区 |
工事概要 |
工事全長 1,185m |
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