大阪・関西万博 住友館で「さすたまぶる™」を床材として初適用
― ゼロセメントタイプの環境配慮型コンクリートを使用した人工石材 ―
三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 柴田 敏雄)は、人工石材「さすたまぶる™」(※1) の床材を、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)住友館の屋外通路に初適用しました。
「さすたまぶる」は、CO2排出量が少ないゼロセメントタイプの「サスティンクリート®」(※2) を使用した、環境に配慮した建材です。大阪・関西万博にご来場の方々には、「さすたまぶる」の床材を実際にご覧いただくとともに、当社の環境配慮型コンクリート「サスティンクリート」を知っていただく機会となります。
(※1) ゼロセメントタイプの環境配慮型コンクリートを使用した人工石材「さすたまぶる™」を開発(2024年09月02日リリース)
(※2) 材料に由来するCO2排出量を最大90%削減する当社が開発した環境配慮型コンクリート
【「さすたまぶる」床材(150㎜角)】
【住友館 工事概要】

工事名称 | 住友館建設工事 |
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施工 | 三井住友建設・住友林業特別共同企業体 |
構造・規模 | メイン棟 : 鉄骨造 地上2階 BOH棟 : 木造 地上2階 |
敷地面積 | 3,568.19m² |
延床面積 | 2,717.72m² |
■ 適用した床材の概要
- 「さすたまぶる」の床材は、通常のコンクリートと比べてCO2排出量が少ないゼロセメントタイプの「サスティンクリート」を使用した、環境に配慮した建材です。
- 150mm角×10mm厚の薄いタイル状に成形した床材を、屋外通路に適用しました。
- 周辺の外構と調和した色調とし、床材の一部には住友館のシンボルマークなど3種類の模様を印刷しました。
- 防滑性能に関する試験を実施し、歩行時の安全性を確認しています。
【「さすたまぶる」床材の適用箇所(11.5m×1.5mの範囲)】
■ 今後の展開
「さすたまぶる」の特性を活かし、今回適用した床材よりも大きく薄い建材への適用や様々な用途への展開を検討していきます。
当社は、今後も環境に配慮した技術開発を通じて、お客様の多様な要望に応え、脱炭素社会の実現に向けて貢献してまいります。
<お問い合わせ先>
本件についてのお問い合わせは、下記までお願いいたします。
三井住友建設株式会社
経営企画本部 広報室
〒104-0051 東京都中央区佃二丁目1番6号
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