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拡大シールド工法とは

シールドトンネルの任意の位置から拡大シールドを発進させ、トンネル軸方向に外周地山の掘削と覆工を行うことによって、シールドトンネルの断面を拡大する施工法です。平成2年度に土木学会「技術開発賞」を受賞しています。

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泥水式拡大シールド機
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拡大シールド機

特徴

地上に影響を与えることなく、トンネル内部から目的に応じて拡大空間を建設することができます。

施工

STEP1

一次シールド施工時、拡大予定部に円周シールドの施工に使用するガイドリング及び拡大シールド用セグメントを組み立てておきます。

STEP2

基地予定位置のセグメント底部ピースを撤去し、山留めを行いながら掘削することにより、一次トンネル下部に円周シールド発進基地を造ります。

STEP3

発進基地内で円周シールドをガイドリングにセットし、円周シールド掘進と円周セグメントの組立を繰り返して拡大シールド発進基地を造ります。

STEP4

拡大シールドの掘進、拡大セグメントの組立および一次セグメントの解体・撤去という一連の作業を順次繰り返して、拡大シールドを前進させます。所定範囲の切広げを行い、切羽の山留めを完了させた後、拡大シールドのジャッキ等を解体・撤去して、施工を終了します。

実施例

南千住共同溝

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南千住共同溝 トンネル拡大部
発注者:建設省
所在地:東京都
拡大部:Φ6.6m→Φ9.2m 延長29.5m
完成年:1988年

使用用途