• 土木

エクストラドーズド橋とは

主桁に、低い主塔からケーブルを張り渡した構造の橋で、斜張橋と桁橋を複合した特性を有しています。

特徴

  • 支間100m程度以上で、経済性に優れています。
  • 主塔が低いので、利用者への圧迫感が少なくなります。

構造

断面形状は、箱桁形式、波形ウエブ形式などに適用できます。

施工

ケーブルを張り渡しながら、張出し架設を行います。

実施例

小田原ブルーウェイブリッジ
小田原ブルーウェイブリッジ
世界初のエクストラドーズド橋
【小田原ブルーウェイブリッジ】(土木学会田中賞)
架橋位置:神奈川県
橋   長:270.0m
最大支間:122.0m
完成年:1994年
保津橋
保津橋
我が国初のプレファブ鉄筋を用いたエクストラドーズド橋
【保津橋】(土木学会田中賞)
架橋位置:京都府
橋長:368.0m
最大支間:100.0m
完成年:2000年
揖斐川橋
揖斐川橋
世界初の複合エクストラドーズド橋
【揖斐川橋】(土木学会田中賞)
架橋位置:三重県
橋長:1397.0m
最大支間:271.5m
完成年:2002年
日見夢大橋
日見夢大橋
世界初の波形鋼板ウェブエクストラドーズド橋
【日見夢大橋】(土木学会田中賞)
架橋位置:長崎県
橋長:365.0m
最大支間:180.0m
完成年:2004年
赤とんぼ橋
赤とんぼ橋
主桁に逆台形 3 室箱桁断面を採用したエクストラドーズド橋
【赤とんぼ橋(新名西橋工区)】(PC技術協会賞)
架橋位置:愛知県
橋長:294.3m
最大支間:122.3m
完成年:2004年
第2マクタン橋
第2マクタン橋
海外で建設したPCエクストラドーズド橋
【第2マクタン橋】(土木学会田中賞)
架橋位置:フィリピン
橋長:410.0m
最大支間:185.0m
完成年:1999年

土木