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レゾウォールサイレンサーとは

 

レゾウォールサイレンサー(RWS:Resonance Wall Silencer)は、トンネル進行方向に等間隔のスリットを有する吸音隔壁(レゾウォール)を組み立て、トンネル断面方向に設置した妻隔壁とレゾウォールで囲まれたトンネル内空部分を共鳴空間として利用して、スリットから低周波音を吸音吸収する装置です。防音扉では低減が困難な低周波騒音を10dB程度低減させることが可能です。また、トンネル坑内での組み立て・撤去が容易で安価な装置です。
(特許出願中)

 

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レゾウォールサイレンサー概念図

特徴

高い効果と確実性
  • スリット幅の調整により低減対象の中心周波数帯を変更できるため、現地の発破騒音特性に対して効果の高いレゾウォールサイレンサーを設計、構築できます。
  • トンネル形状を利用することで、大きな共鳴空間を確保し、高い騒音低減効果が確認できます。
柔軟性と融通性
  • 現場組立て方式の採用により、壁高さ、壁長、共鳴空間容積等を自由に変更でき、安全通路、風管配置、重機走行経路等の施工環境を阻害しません。
  • 状況に応じてレゾウォールサイレンサーを増設・減設することが可能です。
  • 市販材料の使用と、組立・撤去作業の軽便化により、低予算での設置撤去が可能です。
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RWS外観

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RWSの背後共鳴空間

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