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バックフィルシールド工法とは

非開削により、既設トンネルを撤去して、周囲と同等の地盤状態に復帰することのできる工法です。

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バック反力タイプ
backfil2
けん引タイプ

特徴

バックフィルシールド工法は、バックフィルシールド機を用いて既設管路の外周地盤を掘進しながら、順次既設管路の撤去と埋戻しを行う工法です。推進反力は、テール隔壁から充填した埋戻し材または既設トンネルのセグメントより確保します。

施工

  • バックフィルシールドは撤去の対象となる既設管路を覆う形で設置します。フード部はトンネルの外周地盤を掘削する機構を、中胴部は推進ジャッキや管路解体機構等を、テール部は推進ジャッキにより作動する隔壁を装備しています。
  • 埋戻し材はテール隔壁から打設充填します。
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施工順序

実施例

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Φ4,460mm BFシールド機およびけん引設備
【既設とう道撤去工事】

発注者:首都高速道路公団
所在地:東京都
シールド外径:Φ4460mm

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