• 土木

ドリルジャンボを用いた削孔検層システムとは

ジャンボ削孔機のトルクや打撃圧といった機械量データからトンネルの切羽前方の地質構造を推定するシステムです。2002年に(社)日本建設機械化協会の加藤賞を受賞しました。

drill01 drill02
長孔削孔による切羽前方探査

特徴

  • ボーリングマシンなどの専用機を用いずに、容易に切羽前方の地質状況の予測が可能です。
  • ロックボルト孔の削孔データを解析することで、トンネル周辺地山の地質状況をビジュアルに表現し、安定性を評価できます。
  • 来のさぐり削孔を定量的、客観的データとして表現し、工程管理や安全管理に活用できます。
  • 機械量データは全自動で取得し、現場内無線LANを通じて事務所のパソコンにデータをダウンロードできます。
  • 処理・解析に要する時間は1時間以内です。

実施例

drill03
AGF削孔データによる天端地質の予測

drill04
ロックボルト削孔データによるトンネル周辺地山の評価
【用瀬第二トンネル】

発注者: 日本道路公団
施工場所: 鳥取県

【坂祝第三トンネル】

発注者: 国土交通省
施工場所: 岐阜県

【さみずトンネル】

発注者: 日本道路公団
施工場所: 長野県

【栗子トンネル(山形側)】

発注者: 国土交通省
施工場所: 山形県

土木